固定ページ:
1 2

3

4 5 6

現実

「政樹…政樹っ…」 
名前を呼ばれ 気がつくともう夜が明け窓から朝日が差し込んでいた
そして何と僕より母の方が先に目覚めていたのだ
だが母も今目覚めたばかりらしい
「政樹、あなたどうして こんな所で寝てるのよ」
とりあえず 薬を飲んでいた母が無事なのでホッとした
『お母さんが先にソファで眠っちゃったから毛布掛けたりしてるうちに僕もうとうとして眠ってしまったみたい』
「…そうなの…、そんなにお酒飲まなかったはずなのに変ね…それに何か家に帰ってからの記憶がぼやけて思い出せない…」
『お母さん 自分で気付かないだけで仕事などで疲れてるんだよ、もう若くないのだから無理しないでよ…』
何とか母に気付かれないようにしたいが僕よりはるかに頭の良い母だ、話していて内心ヒヤヒヤする
「…そっかぁ…もう38才だものね私も…、いつまでも若くないと言う事かな」
そう言うと母はシャワーを浴びに浴室へ向かった、何とか大丈夫のようだ
それから僕と母は朝食を取り、いつもの生活パターンに戻った
だがいつもは何するにもテキパキしてる母だが今日は心持ちどこかけだるそうに見えた
「政樹 何時に行くの?、今日だからね試験日は」
母の言われハッとした、そう今日は以前受講してた資格習得のための試験日だった、完全に忘れていた
それと大丈夫だとは思うが あんな事があった後だし あまり母とは放れたくなかった、だが試験に行かないわけにもいかない
『大丈夫 忘れてたわけじゃないって、準備は出来てるから もう少ししたら行くよ』
僕は部屋に行き 急いで準備をして居間におりた
『それじゃ行ってくるね』そんな僕の言葉に母も
「行ってらっしゃい 」とやさしい眼差しで僕を見送った
だがその様子を離れた場所からじっと見ている二人の少年の姿、この時僕はそれに気付かなかった

 

僕が自転車に乗り家から離れて行くのを物影に隠れ確認した二人の少年
そうそれは加藤と相馬の二人、二人は人相目つきとも変わり、激しい憎悪に満ち溢れている様子であった
家の中では 母の恵美子が家事を終え、買い物に行く準備をしていた
ブラウスを着て 鏡台の椅子に座り 纏めていた髪をほどいて鏡を見ながら櫛で長い黒髪を解かしていた
そして髪を後ろで結ぼうとした瞬間 玄関のチャイムが鳴った 髪を結ぶのを止め恵美子は居間にあるモニターを見るとそこには加藤と相馬の姿が写っていた
それを見た恵美子は
「あっ ちょっと待っててね」
そう言い玄関を開けた
「あら こんにちは、昨日はメロンごちそうさまでした、今日 政樹は試験で今留守にしてるの 昼過ぎくらいには帰って来ると思うけど…」
何も知らない恵美子は二人を息子の友達だと信じて疑わない
『あのう 昨日からキャシュカードが見当たらなくてずっと捜しているのだけど…もしかしたら政樹君の家に落としてないかなと思って…』
それを聞いた恵美子は
「えっ…大変じゃない、それで警察や銀行には連絡したの?」
『いえ まだっ…、政樹君の所になかったら連絡するつもりでいました、あっ 政樹君が留守ならけっこうです それじゃ失礼します』
二人は帰ろうとする仕種を見せたが
「待って 私も一緒に立ち会うから政樹の部屋を捜してみて」
『すいません 面倒かけちゃって それじゃお願いします』
「さあ どうぞ上がって」恵美子はそう言って二階の政樹の部屋に向かい歩き出した
加藤は恵美子の後を追い部屋に向かったが、相馬は玄関のドアに鍵をかけ さらに内側からチェーンロックもかけた
そして手にバックを持ち政樹の部屋に向かった

 

相馬が政樹の部屋に行くと、ちょうど加藤と政樹の母 恵美子は部屋を見渡して捜している最中だった
「う~ん カードかぁ…見あたらないわね…」
さっそく相馬も捜索に加わりそして さりげなく恵美子の後方へ移動した
目の前にフワッと広がる恵美子の艶やかな黒髪を見て相馬は生唾を飲んだ
自分が狙われている事に、恵美子は全く気付いていない
「ここには無いみたいね…居間も捜しみる?」
恵美子の言葉に加藤は
『そうですね…、あっ そういえばベッドにも座っていたな、布団の中や壁との間にもしかして落ちてないかな…』
そう意味ありげに言う
恵美子はベッドにひいてある布団を外し そしてベッドに両手をつき身体を支えるとベッドと壁の隙間を覗き込んだ
だがそれはちょうど加藤達の前にお尻を突き出すような姿勢になっている
加藤と相馬は何やらお互いに目で合図をしてサインを出した
相馬はバックからガムテープを取り出し手に持った
加藤はそっと恵美子の背後に近付くと いきなり両手を恵美子の身体に回し抱き着いた
「えっ…?…」
突然の予期せぬ事に恵美子は一瞬戸惑い
「なっ 何っ…」
振り返ったが加藤は恵美子の両腕が自由にならないようにがっしりと抱きしめ そのまま床に倒れ込んだ
「ちょっと…何してるのよ…、やめて やめなさい、何するのよ」
恵美子は大きな声をあげ脚をばたつかせ逃れようとしている、だが相馬は自分の脚を恵美子の脚に絡め動きを封じ込めた 
加藤の顔面は恵美子の長い髪が乱れて降り懸かかり覆われている
「嫌っ…やめてっ 、誰か 誰か助けて…ウグッ…ウウッ」
身の危険を察し 恵美子は悲鳴に近い叫び声をあげたが、相馬にガムテープを口に張られた
声を封じられた恵美子、恵美子はキッと相馬を睨みつけたが、気にすることなく相馬はバックから手錠を取り出した

 

恵まれた環境の家庭に生まれ、学生時代は学業及びスポーツに優秀、他人とのトラブルなど恵美子には過去無縁のものだった
それだけに今 恵美子に降り懸かろうとしている事態は恵美子にとり信じがたくショックな事だった
息子の友達が自分に襲い掛かってきた、恵美子は加藤達の目的はお金だと思っていた 話し合いをしたかったがガムテープを口に張られ話す事が出来ない
必死に逃れようと力を振り絞っているが後ろからがっしりと決められていて逃れられない
息子と同じ年の少年とはいえ 所詮 女の力は弱いものだった
相馬は恵美子の両足首に手錠を架けた、脚の自由が効かなくなり さらに抵抗する力は弱まった
加藤は恵美子を仰向けにして 身体の上に乗り、床の上に両手を開いた状態にして押さえ付けた
恵美子の両手首を押さえ付け加藤は上から無言で睨みつける
恵美子も負けじと下から加藤を睨みつけた、こんな行為 到底許される事ではない
加藤と恵美子が睨み合う側に相馬が近づいてきた
相馬はいきなり恵美子の胸に両手をあて わしづかみするかのようにして乳房を乱暴に揉み始めた
恵美子の顔色が変わった
「ウウッ…ウウッ…」
うめき声をあげ激しく頭を左右に振り 相馬の行為を拒絶する
乱れた髪が汗で額に張り付く 
「まっ…まさか…」
恵美子は、強い焦りを感じた 
「彼らの狙いは…もしかして 私…」
相馬の手が恵美子の下半身の伸びる
「ひいっ…」
あまりの悍ましさに恵美子の身体は凍り付く
相馬は恵美子のズボンの上から股間を撫で摩り始めた「間違いない、この二人は私を暴行するつもりだ…、そんな…そんな事 絶対許せない、絶対させるものか…」
小学生の頃から知っている息子の同級生に襲われるという衝撃的な事態に見舞われている恵美子、自分の股間を息子の同級生に触られるという屈辱と悍ましさ
今まで夫以外の男性に身体を触られた事などなく、操を守り続けていた恵美子だけに焦りは強い
必死に逃れようともがくが上から押さえ付けられどうにもならない、逆に体力を消耗し力が入らなくなり始めた

 

その頃 僕は試験会場で試験開始を待っていた
そういえば母に、もしも僕が留守の間に加藤と相馬が家に来ても安易に対応しないように言うのを忘れていた事に気付いた
「まさかな…」
まさかとは思うが一度気になり始めたら不安でたまらなくなってくる
だが試験を受けないわけにもいかない、とりあえず目の前の試験に集中するしかないと考えた
だがその時 家では
ガムテープで口を塞がれ 脚を拘束されながら押さえ付けられている恵美子
相馬が恵美子のズボンのボタンを外しファスナーを開け ズボンを下げ始めた
足首に手錠が架かっているため完全に脱がす事は出来ない
ズボンを下げられた事に気付いた恵美子、さらに相馬は恵美子のフトモモを撫でパンティの上から割れ目の辺りを指で摩り刺激する
下半身に受ける感触、それは恵美子にとって背筋が凍り付くほどの悍ましさだった
だが抵抗するほど疲れて力が入らなくなってきた
加藤は無言で抵抗する恵美子を上から眺めていたが 恵美子の力が弱まるのを感じたのか そのまま恵美子の身体に覆いかぶさり首筋に舌をはわした

 

加藤の首筋への愛撫を拒否し抵抗する恵美子
だがそれに逆上した加藤は恵美子の頬を平手で叩いた、2発3発と往復ビンタをするように
これは今まで殴られた経験のない恵美子には効果的だった
『ぎゃーぎゃー うるさいんだよ、静かにしてねえと またぶん殴るからな』
そう言うと加藤は恵美子のブラウスのボタンを外し始めた
殴られた衝撃と疲労からか恵美子は放心状態になり抵抗しなくなった
加藤は恵美子の着ている服とシャツを頭から脱がすとブラジャーをずらした
ピンク色した乳首に大きな乳房が開放され表れた
加藤は恵美子の身体に乗ったまま 両手で恵美子の巨乳を揉み出した
大きな乳房は手に収まりきらず指の間から肉が溢れるほどだ
乳房を捏ねくるように揉み上げ 加藤は柔らかい肉の感触を楽しんでいる
恵美子は顔を横に向け視線を反らすようにしてじっとしている
相馬は恵美子が無抵抗になったのを見るとパンティをずり下げ、黒い陰毛に性器がむき出しにされた
恵美子の瞳から、涙が流れている
加藤と相馬は協力して恵美子を全裸にすると 今度は両手を後ろにした状態で手錠を架けた
『おとなしくしてたら乱暴にしねえよ、言う事聞けるならガムテープを外してやる』
恵美子は無言のまま下を向き正座している
反応のない恵美子に、我慢できないとばかり相馬が襲い掛かった
恵美子を押し倒すと黒髪をわしづかみにしながら巨乳にむしゃぶりついた
「ウッ…ウッ…」
相馬に抱かれ力の無いうめき声をあげる恵美子
『今からお前をたっぷり可愛がってやる』 
加藤はそう言って恵美子にカメラを向け録画を始めた

 

相馬は恵美子の首筋から耳へまるでヒルのような赤い舌をはわす
恵美子はすでにあきらめたかのように無表情のまま天井を見つめている
さらに相馬は自分の手足を恵美子の裸体に絡め 至る所を舐めつくす
飢えた動物のように呼吸を荒たげ腋の下や顔 それに髪までも舐めた
『よし 相馬…交代だ』
加藤はカメラを固定させ恵美子の下半身 股ぐらへ潜り込んだ、相馬は惜しそうな顔をしながら恵美子から離れた
『甘い髪の香りに柔らかい女の身体の感触…、気持ち良くてもう最高だ、政樹のママ ペットにして飼ってやりたいよ』
相馬の言葉にニヤつきながら加藤は恵美子の股に顔を埋めた、そして指で性器をこじ開け舌を挿入させた
「ウウッ…」
無表情だった恵美子だったが、たまらずに顔を曇らせる
加藤の長い舌は膣の内部へ そしてクリトリスへと器用にクネクネと動き回る
恵美子の我慢も限界だった、再び逃れようとするが 相馬に捕まり押さえ付けられた
『おい 政樹のお母さん、あんた濡れてるぜ 本当は感じてるんだろ』
加藤は恵美子の性器に指を入れ 溢れ出した汁を指で掬った、そしてその指を恵美子に見せ
『見ろよこれを、嫌がる振りをしてても身体は正直だよな、本当はやってもらいたくて たまらないんだろ ああっ…』
あまりの恥ずかしさと屈辱に恵美子は顔を背けたが加藤に髪を掴まれ
『ふん いくら上品ぶっててもな これがあんたの本性なんだよ、このスケベ女 ど淫乱の変態女め』
『変態 この変態マゾ女』加藤に罵倒され何度も罵られた恵美子は涙を流し泣き始めた
『何 泣いてるんだよ変態女、今 そのヌルヌルのマンコに俺のチンポを嵌めてやるからよ』
恵美子は頭を振り嫌々をするが、片脚を上げられ勃起した男性器が股間ににあてられた
『行くぜ 政樹の変態お母さん…』
加藤は腰を沈めると濡れた女性器はスッポリと肉棒をくわえ込んだ
「ウウッ………」
たまらず大きく身体を反らす恵美子だが
加藤は恵美子の身体をがっしりと捕まえさらにペニスを膣の奥まで突き刺した

 

加藤はペニスを挿入すると同時に腰を前後させピストン運動を始めた
『すげえ…生温かくてまるで…穴の中全体がチンポに吸い付いてくるみたいだ…』
グチュ グチュ グチュ
加藤の腰の動きに合わせ男女の性器が擦れあい粘っこく卑猥な音が響く
『こいつのマンコ…スケベ汁が大量に溢れ出てきてるぜ、穴の中は大洪水だ』
その時 相馬は恵美子の口を塞いでいたガムテープを取り外した
「ハァ ハァ…やめて お願い…ハァ ハァ…」
今にも消えそうな弱々しい声で恵美子は訴える
『やめてだと…それじゃ このマンコの異常な濡れ方は何なんだよ、本当はチンチン入れられて気持ちよくてたまらないんだろ…
ああっ この牝犬が…』
加藤はさらに力強い動きで恵美子の膣をペニスで突き上げる
グチュ グチュ グチュ 連続していやらしく卑猥な音が部屋中に響き渡る
「アアッ…嫌っ…ムグッ…ウウッ…」
喘ぐ恵美子の口を今度は相馬がキスで塞ぐ
両手でがっちりと恵美子の顔を押さえ唇にむしゃぶりついていた
手錠で両手の自由を奪われ、それに体力の消耗した恵美子はもうどうする事も出来ない

 

恵美子の唇にむしゃぶりつく相馬は強引に舌を口内へ差し込んだ
そのヒルのような舌は口内を舐めまわし さらには恵美子の舌に絡み付く
強烈な下半身の刺激のため、恵美子はキスを退ける事が出来ない、まさにされるがままだった
そんな恵美子から相馬は口を離し
『ふふっ 牝犬とはよく言ったものだな、政樹のママさんよ そういえばお前の名前はたしか恵美子だったな、おい恵美子 今日からお前はただの牝犬だ…すなわち俺達のペットだ』
「ハァ ハァ…やめてっ…」
加藤に責め続けられ喘ぐ恵美子
相馬は汗で額に張り付く恵美子の黒髪をかきあげ、苦悶の表情の恵美子に
『かわいいぜ…恵美子』
そう一言 言うと舌で顔中をベロベロと舐め回した
そろそろ加藤も射精をもよおし限界に近づいてきた
『アアッ 気持ち良すぎて もうダメっ限界だ…』
『おい加藤、俺も使うんだから中に出すなよ』
『わかってる…ああっ出る…、相馬退けろ…』
相馬が恵美子から離れた瞬間、加藤は膣からペニスを抜いた
ビュッ ビュッ ビュッ
ペニスから勢いよく白い液体が恵美子の裸体に飛び散った
その粘りのある白い液体は恵美子の顔にまで飛び降り懸かってきた 
そして液は放心状態の恵美子の鼻の穴や半開きの口へと流れ込んだ
すると今度は休みなく相馬が虫の息の恵美子を俯せにして尻を抱き上げた
恵美子をバックから犯すつもりらしく、両膝をつきペニスを挿入する穴を捜している
背中に両手を回され手錠を架けられている恵美子、そして顔は床に直接つき 乱れた長い黒髪が その顔を隠すように覆いかぶさっている

 

後ろから相馬にペニスを挿入され突かれる恵美子
相馬は恵美子の尻をがっしりと掴み まるで犬が後尾してるように一方的に腰を打ち続けた
そのたびに後ろ手に手錠を架けられた恵美子の華奢な裸体は力無く揺れ動き 顔は床に擦りつけられた
力尽きた恵美子の身体はまるで人形のようだ 
すると一度 精を放ち 落ち着いたのか ニヤつきながら加藤はカメラを手にして恵美子を撮影し始めた
『ただ今 セックスしている女は同級生の母で名前は恵美子と言い年齢は38歳です、普段は上品な雰囲気でかなりいい女だけど、その正体は常にマンコを濡らしているスケベな超ど淫乱女です、あまりの気持ち良さに失神寸前になっているようです』
加藤は恵美子の顔に被っていた髪を払いのけカメラを顔に向けた、だが弱り果てた恵美子は虫の息で言葉も出せないでいる
すると加藤は恵美子の顔を足で踏み付け
『ふん、普段気取って私は優秀で何でも出来ますみたいな顔しやがってよ…それが息子の同級生に犯されて いいザマだな あっ 恵美子よ…』
そう言いながら加藤は恵美子の顔を容赦なくグリグリと踏みまわした
それから約二時間近く 加藤と相馬は徹底的に恵美子を犯し続けた
そして野獣どもが己の性欲を全て発散し満足して手錠を外しても、ボロボロにされた恵美子は動く事すら出来ずに身体を横たわらしたままだった
全身 汗と精液にまみれギトギト、そして長く美しい黒髪はくしゃくしゃになって無惨に乱れていた

 

二人は服を着て帰る際に
『警察に言うつもりなら 言っても俺達は構わないんだぜ、別に刑務所入ったって少年だからしれてるし、たとえ裁判になったとしても否認し通すからよ』
恵美子は無言のままだ
『あんたが騒がないなら、俺達も事を大きくするつもりはない、もちろん政樹に言うつもりもない』
『どうしたら良いかは自分で考えな、それとこのカメラに録画された映像…息子の同級生に犯される母か… これは本物だしもしもこれマニアに売ったらいい値段つくぜ…、とりあえずこれは俺達が預かっておくからな』
そう言うと二人は帰った、ようやく解放された恵美子は床に寝そべったまま声をあげて泣き続けた

 

試験中でも僕は何か胸騒ぎがして試験に集中出来なかった
試験が終わり会場を後にすると急いで電車に乗り帰宅した
『ただいま…ただいま』
玄関に母の靴はあるが姿が見えない
『買い物に行ってるのかな…おかしいな…』
僕が家の中を歩き回っていると急に母の部屋のドアが開いた
「あっ…政樹 おかえり、試験終わったのね」
そう言って母が現れた
とりあえず母を見て無事だった事を確認し僕は安堵した、だが心なしか元気が無いような気がした
『どうしたの…具合でも悪いの? 顔色もあまり良くないけど』
「……、うん 少し頭が痛くて寝ていたの、心配しなくても大丈夫だけど まだもう少し寝ているから」 母の言葉にまさか昨日飲んだ薬の影響だろうかと気になったが、だとすると僕の立場も悪くなるなと思い この時は深く体調不良の理由を確認しなかった
結局 この日は夕方近くになったら母が居間に現れ いっしょに夕食を食べた 母も昼間よりは元気になったようで僕と普通に会話しながら食事をした
母が無事だったのと体調が戻った事を確認した僕はホッとしたが、明日からは加藤達と対決だと思うと滅入るような気分だった
あの乱暴者の加藤を流血させたのだから 明日 僕との間に何もないわけがない
『もう絶対 奴らには負けない、来るならこい』
そう思い 僕は少し勉強をしてこの日は眠った

 

そして翌日 僕は学校へ行き教室に入ると、すでに加藤と相馬も登校しており教室内に姿が見えた
僕は自分から仕掛けるつもりはなく相手の出方を伺ったが 意外にも奴らは僕に突っ掛かるような様子もないし視線すら合わせようとしない
結局 この日は何も起こらなかった、僕としても何か拍子抜けした様な感じだった
そして翌日 さらに数日しても奴らが僕に接触してくる事はなかった
僕は母を助かるために勇気を振り絞った行動が奴らの仕返しを抑止しているのだなと考えた
母も日曜日は元気がなかったが翌日からは仕事にも行き いつも通りの生活パターンが続いた
僕は母が薬で悪戯された事は忘れる事にした、加藤達がちょっかいかけて来ないのなら もう思い出したくない出来事だし終わりにしたかったからだ

 

 

固定ページ:
1 2

3

4 5 6
  • このエントリーをはてなブックマークに追加
  • 現実

関連記事

コメント

  • トラックバックは利用できません。

  • コメント (0)

  1. この記事へのコメントはありません。

ピックアップ記事

  1. 倒錯の夏

    倒錯の夏 第1章 一日目・8月6日 プロローグ …
  2. 美奈子

    美奈子 ―"MINAKO" a wife of boys' toy. ― …
  3. 蒼きハイエナたちの時代 I

    ―― 蒼きハイエナたちの時代 1~6 ――「優しそうだし、何でも許してくれそうじゃん」「崩れたっ…

人気記事をチェック!

  1. 『僕の好きな委員長は僕の嫌いなクラスの不良に女にされていた。』委員長はどちらかというとクラスでも地味…
  2. 母が連れ去られてからもう2週間がたとうとしている。母は半強制的に同級生の剛太のマンションで囲われ…
  3. 「うふふ、敵情視察といきますか」イオリ模型店に入るミホシ。次の対戦相手であるイオリ・セイの信頼を…
  4.  私はトルネコ。旅をしながら商売をしているもので、ひょんなことから勇者様の旅に同行することになっ…
  5. 誰でもよかったわけではない。 どうでもよかったわけでもない。 ただ少し――疲れてしまっていたのか…

ピックアップ記事

  1. 2017-11-22

    倒錯の夏

    倒錯の夏 第1章 一日目・8月6日 プロローグ …
  2. 2017-11-22

    美奈子

    美奈子 ―"MINAKO" a wife of boys' toy. ― …
  3. 2015-7-27

    蒼きハイエナたちの時代 I

    ―― 蒼きハイエナたちの時代 1~6 ――「優しそうだし、何でも許してくれそうじゃん」「崩れたっ…
ページ上部へ戻る