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現実

それは突然の出来事だった、平和に楽しく暮らしていた両親と僕の三人家族を襲った悲劇、父が仕事の帰り道 車を運転中何かを避けよとしたのか急ハンドルをきった状態で電柱に激突 救助も虚しくすでに即死状態で発見された。
両親ともに役所勤めのため葬儀には多くの参列者が集まった、母は悲しむ暇もなく喪主をやり遂げた
着物型の和風な喪服を纏い 長い黒髪を綺麗に巻き上げた美しい姿は今も僕の記憶にはっきり残像のように残っている。
そして葬儀も全て終わり親族達も帰った後、母は僕を抱きしめて言った
「政樹 悲しいけど…もうくよくよするのは辞めよう、二人で力を合わせて強く生きて行こうね…」
そう言うと母は僕を抱きながら 啜り泣いた、母の涙が僕の首筋にこぼれそして流れた
僕も泣いた そして母の身体に手を回し その華奢な身体に驚いた
これからは僕がお母さんを守ると子供心ながら誓った。

 

父の事故から約三年の月日が過ぎた、僕は中学三年生今年は高校入試の年だ。
母も忙しい役所の仕事を辞める事続け、そして疲れた顔ひとつ見せないで家事もやりこなしている
外見からは分からない真の心の強さを母は持っていた、僕も協力出来る事は進んで協力していたし親子仲はとても良好だった。
母の紹介をすると、名前は恵美子 三十八歳、学生の頃は生徒会活動や部活を積極的にこなし陸上の短距離選手で活発な娘だったと祖母が言っていた
正義感が強く婦人警官になりたがっていたらしいが親の反対もあり市役所の職員となり同じ職員の父と職場結婚することになったようだ
スラッとして今だに崩れていないプロポーション、背中まである艶のあるストレートの黒髪、童顔ぽくも見えるが小顔でキリッとした瞳に顔つき、スラッとした身体に似つかない豊満な胸の膨らみに形の良いヒップライン、だが本人は大きな胸は邪魔だしコンプレックスのようだが、それにしても中年女性とはいえ友達もうらやむほどの美しさが母にはあった
家では仕事を離れ 一人のやさしい母親になり、いつも僕の話しを真剣に聞いてくれる、お母さんは僕にとって世界一尊敬してる大切な存在だった。

 

だけど家庭では良くとも僕には辛い現実があった。
そう僕は学校でいじめを受けているのだ、二年前までは友達だった同級生の加藤に相馬、この二人とちょっとした誤解から関係が崩れ それから不仲というより僕は二人に一方的に暴力を振るわれるようになり今も子分のように扱われている。
僕は腕力もなく気も弱いので何をされても卒業までの辛抱だと耐え忍んでいた
だが毎日は地獄だった、昨日は奴らの前でオナニーをさせられ金も盗られた
先生に言っても無駄な事は分かっているし、なにより母にはいじめは絶対に知られたくなかった
余計な心配させたくないし、みっともないと言う思いから知られたくなかったからだ。

 

日曜日 自分の部屋のベッドに寝そべっていると携帯にメールが入った
相馬から「ゲーセン行くから俺と加藤の金を用意しておけ、三十分後に家に来い」と言う呼び出しの内容だった
今まで奴らには貯めていた貯金を全て使われ、この前盗られた金が最後の金だった
「どうしよう…、家のお金を持ち出すわけに行かないし…」
悩みうろたえてると時間はどんどん過ぎ、三十分を過ぎると催促のメールが入り出した
言い訳して そうこうしているうちに奴らはキレて、僕の家に今から行くと言い出した
家という 今の僕が唯一くつろげる場所に奴らを近づけたくなかった、だが いくら呼んでも奴らの返事はなかった
窓から外を見ると自転車に乗って奴らはもう家の前に来ていた
小学生の頃に二人は何度か家に来ており 今日はそれ以来だった、二人は玄関の前でチャイムを鳴らした
もううろたえてる時間はない、チャイムを聞き母が玄関に向かった、母と奴らとの話し声が聞こえる

 

「あらっ 久しぶりね、加藤君に相馬君でしょう」
僕が奴らにいじめられている事など知るはずもない母は僕を呼び そして僕の部屋に上がる事になった
僕は約束を守れなかったから 奴らにまたやられると思いびくびくしていたが今日は少し様子が違っていた
そして
『おい お前のママ 久しぶりに見たけど ずいぶん いい女になったな』
「えっ…?」
何を言ってるか意味が分からなかった
『鈍い奴だな、だからお前のママは美人だなと言ってるんだよ』
「あっ…いやっ、そんな事は あの 全然ないと思うけど…」
その瞬間 加藤に頭を平手で叩かれた
『うるせーんだよ』
「痛っ…」
叩かれた頭を手で押さえているとコンコンとノックする音がした
「政樹 入るわよ」 
母がジュースとお菓子をおぼんに乗せ部屋に入ってきた
『あっ すいませんね』
奴らは急に猫かぶるような態度に変わった
それを見て僕は少し安心した、そして母はおぼんを置き 持ってきた物を一人づつに配り始めた
だがその時 僕はある不自然な事に気付いた、いや勘違いかもしれないが
それは奴ら二人が何気ない振りをしてチラチラとジュースを配る母に視線を向けているように見えたのだ
母は薄地のセーターを着ていたため 大きな胸の形がくっきりと浮き出るようになっている
奴らはセーターから浮き出た母の胸を見ているのだろうか
「まさかな…」
そう思った瞬間、加藤がゴクッと生唾を飲んだ
結局 奴らこの日はお菓子を食べ 何もしないで帰った、僕としては救われる形になった。

 

その日の夜 僕は母といっしょに食卓テーブルで向かい合い食事をしていた
「加藤君と相馬君、久しぶりに会ったけど大人っぽくなったよね」
『うん…、お母さんが最後に会ったのは、たしかまだ彼らがまだ小学生の頃だったよね』
「そうだったよね、背も伸びたし髪も茶色くなってたから直ぐに分からなかった」
しばらくの間 いつものようにいろいろと話しながら食事を続けていた
「ねえ 政樹…」
『…?…』
「お父さんが亡くなって もう三年…、淋しくない?それと学校は楽しい? 今は受験とかで大変な時期だけど勉強ばかりが大切な事じゃないからね、友達と遊ぶ事だって大事 今しか出来ない事だってたくさんあるし…」
母は学生時代の成績はトップクラスだったと聞くがけして教育ママタイプではない
『もうあれから三年か…、でも僕はお母さんがいるから淋しくなんてないよ、それに学校だって楽しいし』

「そう…よかった…、そうだ明日の夜は久しぶりに外食しようか?」
子供っぽい笑みで話す母
けして僕はマザコンじゃないが母と話していると楽しいし気持ちも和らぐ
『外食かいいね そうしよう、それと僕の事は何も心配いらないから お母さんも自分の好きな事やりなよ、それじゃ ごちそうさま』
僕は部屋に戻りベッドに寝そべった、もう加藤達の事など忘れていた。

 

翌日 学校で午前中の授業が終わり昼休みになった、食事を終え廊下を歩いていると加藤と相馬に呼び止められた
『おい 政樹、ジュース飲みに行くからお前も付き合えや、今日は俺がおごってやるからよ』
「うっ…うん 」
こいつらは今機嫌が良くても急に意味もなく叩いたりしてくるので いっしょにいたくないのだが命令は絶対だし付き合わないわけにはいかない
だがこの時は僕に何をするわけでもなかった、二人はお互いにくだらない下品な話しをしてバカ笑いしてるだけだった
そして授業も全て終わり放課後 僕はクラスの清掃を終え帰路についた
今日は奴らにいじめられる事もなく平和だったなと思いつつ、夕食は母と外食だし何にするかなと考え気分良く歩いていた すると
『政樹、おい政樹 』
後ろから僕を呼ぶ声がする、それはまたも加藤と相馬だった
『何だよ そんなびびった顔すんなよ何もしないから、それより今 喉からからでよ、お前の家で水を一杯飲ませてくれや』
僕はどうしてもこいつらは家にあげたくなかった、だが結局は押し切られる形になった
『今 お前の家に誰かいるのか?』
「いや お母さんは今仕事だから…誰もいないけど…」
『ふ~ん そうか』
加藤と相馬はお互いに見合い笑みを浮かべた、笑みの意味は分からないが嫌な予感がしてきた
そうこうしているうちに家に着き、加藤達はどかどかと上がり込み居間のソファに座った。

 

喉が乾いたと言っていたのに奴らは僕が出した飲み物を飲もうとしなかった
『お前のお袋さん…いやママでいいか、お前のママ まだ市役所の仕事続けているのか?』
「うん そうだけど…」
『ふ~ん そうなんだ、女手一人で仕事に家事か大変だよな、いつもママは何時頃に帰って来るのよ?』
「ご飯の支度や あともろもろ洗濯したり家の事をやるから…いつも帰りは遅くない六時半くらいかな」
『へえ~ 帰って来てから洗濯ねえ…』
加藤と相馬はお互いに顔を見合わせにやけた、今の会話に何かおもしろい事でもあったのだろうか、僕には理解出来なかった
『それにしても、前にも言ったけど政樹のママはマジで美人だよな うらやましいぜ』
「うっ…うん まあ…」
この前みたく叩かれたくないし素直に返事するしかない
『俺のお袋なんて太ってて豚だぜ』
『俺のお母んも煙草ばかり吸って色気も何もありゃしねえ』
二人とも自分の母親を不満気味に話している 
『それに比べ政樹のママはよ~、美人顔で痩せててスタイルいいし…』
『そうそう 髪の毛だって長くて綺麗だし』
なぜ彼らは母の話しばかりするのだろうか そう思っていると
『マジでスタイルいいよな、この前なんて屈んだだけでオッパイ揺れてたぜ、ママのバストサイズいくつよ?』
「しっ 知らないよそんな事…、それより飲み物は…飲まないの?」
『ああ そうだったな』
相馬はジュースを一口飲むと
『それよりちょっとシャワー貸してくれや、さっきまで走り回ってたから足が蒸れて気持ち悪くてよ』
『ああ それなら俺も頼むわ、足を洗ったら帰るからよ』
いきなり不自然な事を言い出す二人に疑問を持ったが帰るという言葉を聞き 早く帰ってほしい僕は奴らを浴室に連れて行った。

 

浴室に着くと
『洗い終わったら戻るから居間で待っててくれ』
相馬にそう言われ僕はタオルを二人に渡し仕方なく居間に戻った
ソファに座って奴らを待っていたが やはり変だなと思い そっと様子を見に行った
すると浴室に二人の姿はなく隣の洗面所から人の気配がしている
「何してるのだろう」
不審に思った僕は少し離れた位置から隠れて遠目で奴らの様子を見る事にした
奴らは洗面所に設置してある洗濯機の中に手を入れ何やらごそごそとしている
「使ったタオルを洗濯機に入れようとしてるのかな?」
その時だった 加藤が何かベージュ色の物を洗濯機の中から取り出した
そしてニヤつきながら加藤はベージュ色の長い紐状のような物を広げ始めた
「あっ あれは…、そんなっ 嘘だろ、あれはブラジャー…、お母さんのブラジャーじゃないか」
ようやく事態を理解出来た僕だったが予期せぬ出来事にショックで動く事も声をあげる事も出来なかった
『でっけえブラジャー…、何カップよこれ…』
奴らは母のブラジャーを手に取り眺め驚きの表情を見せている そして今度はお互い手に持っているブラジャーのカップの位置に鼻を寄せた
奴らの動きが止まった そしてブラジャーに顔を埋め深く息をしている、奴らのズボンが膨らんでいるのがはっきり分かる
『甘酸っぱい匂いが微かにする…これが政樹ママの巨乳の匂いか…たまらねえ』そしてしばらく母のブラジャーの臭いを嗅いでいた加藤はブラジャーを手から離し また洗濯機の中をごそごそしだした、そして同じくベージュ色をした丸められた小さいな物を取り出した
それが何だかは もう僕にも分かる、そうそれは母の使用していたパンティ。

 

母のブラジャーの臭いをむせび嗅いでいた相馬は加藤がパンティを持っているのを見るとブラジャーを自分のポケットにしまった
加藤は小さく丸められたパンティを指で広げ
『相馬、見ろよこれ 』
加藤に言われた相馬は上から覗き込み
『うわっ…染み付きじゃんマジこれ すっげー』
そして加藤は広げたパンティを裏返し
『ああ 黄色い染みと乾燥してカサカサしてるけど微かに何か着いてるぞ』
『ベージュ色して大人のパンティって感じだけど…、政樹ママ いくら美人だからってパンツ濡らしてたらダメだろう』
『キャハハ…まったくだな、澄ました顔して いつもおマンコぬるぬるかよ』
母を侮辱するような奴らの下品な言葉、だが情けない事に僕は何も出来ない
その時だった
『おい政樹、そんな所に隠れてないで出て来いよ』
突然 加藤は僕に声をかけて来た、そう奴は僕が見てた事に気付いていたのだった
あまりのショックで硬直する身体、ふらつきながら僕は奴らの所に近づき
「なっ 何してるんだよ…、ひどい…ひどいよ こんな こんな事お願いだからやめてくれ」
『いいじゃねえか これくらい減るもんじゃあるまいし、それより見ろよママのセクシィ染み付きパンツをよ』
裏返しにされ哀れにも目の前に公開されてるベージュ色した母のパンティ、それを加藤と相馬はニヤついて見ている
僕は急に母の顔を思い出した、僕の事を心配そうに見つめてた母、子供っぽく嬉しそうに笑う母、ダメだこんな事絶対に許されるはずがない
「返して、返してよ…」
母が侮辱されるのを我慢出来なくて僕は加藤の持つパンティを取り返そうとした、だがその瞬間 加藤は僕の腹を拳で殴り付けた
「グエッ…」
不意をつかれもろにパンチをくらい 倒れこんだ僕の頭を踏み付け加藤は
『ごちゃごちゃうるせーんだよ 痛い目にあいたくなかったら おとなしくしてろ』
いきり立っている加藤だったが、相馬がなだめるように
『いいよ 加藤、そんなのカスほっとけって、それより早くママのパンティ貸してくれよ、美人ママのマンコの臭い嗅ぎたいんだよ…我慢できねえよ早く早く…』
そう言うと相馬は加藤から母のパンティを奪い取り素早く顔を埋めた。

 

母のパンティに顔を埋めた相馬の動きが止まった、そして深い呼吸の音だけが聞こえる
『おい相馬、どうよ どんな感じよ?』
加藤の問いに ようやく相馬はため息を吐きながらパンティを顔から外した
『ああっ…初めてだぜ こんな臭いは、生臭いようなチーズのような…よく分からないが独特の臭いだ、これが女のおマンコの臭いなんだな…ほらっ嗅いでみろよ加藤』
「やっ やめろっ…」
必死に叫ぼうとしたが苦しくて声が出せない
加藤は染みの付いたあたりに鼻を直接つけそして
『うわっ…マジ臭うな、だけど見ろよ不思議だな嗅いだとたんこれだぜ、チンコぎんぎんになっちゃったよ』
自分の膨らんだ股間を見せ笑う加藤
『いくら優秀だろうが美人だろうが、しょせん政樹のママだって一匹の牝に変わりねえって事だな、熟女のおマンコは正直だぜ、なあ政樹』
今度は相馬がパンティを手に取り 染みの部分口に含みまるで吸うようにしゃぶり始めた
そしていいだけ しゃぶった後 染みのあたりを舌でベロベロと舐めている
僕は辛くてその様子を見ていられなかった、相馬が手にしてるのはただのナイロン生地のパンティ もちろん母ではない、だけどそれはまるで相馬が母の性器にむしゃぶりついているように僕には見えるからだ
知らぬ事とはいえ母に申し訳ない気持ちでいっぱいだった、洗っていない自分のパンティを他人に見られ ましてや臭いまで嗅がれるなんて、これが女性にとってどれだけ恥ずかしく屈辱かと思うといたたまれないからだ
「ごめん…お母さん、僕が情けないばっかりにこんな事をされて…」
だけど今の僕は心でそう思うのが精一杯だった。

 

加藤が腹を押さえ床に倒れてる僕の側にしゃごみ
『そんな嫌な顔するなや、どうせお前だってママのパンティ使ってシコシコしてるんだろ』
「ううっ…僕はそんな事はしていない…、頼むから お母さんを侮辱するようなマネはもうやめてくれ」
すると加藤が
『相馬、政樹がやめろだとさ どうする?』 
『何だよ これからママのパンティをチンコに巻いてシコシコして発射しようと思ってたのに…、よし そうだな やめてもいいが俺の言う事を素直に聞けるか?』
「きくよ だから もうやめて下さい…お母さんに罪はない…」
『よし わかった 約束だ、もし約束破ったらママのタンスの中にあるパンティも全部汚してやるからな』
そう言うと相馬は加藤と何やら相槌をした
『政樹、着てる物を全部脱いで裸になれ』
「…えっ ええっ…何で僕が裸に…」
『つべこべ言うなや 嫌ならママの部屋に行くし ママのパンティ持って帰るぞ』
そんな事されたら母にバレてしまう、もう僕に選択肢はない 何されても我慢するしかない そう思い全裸になった
『おもしろい事してやるからな』
相馬は僕の背後に回ると母のブラジャーを僕の胸に着けホックをした
「なっ…何を?」
『クックク…やみつきになるかもよ、ほら次はこれを着けるんだ』
今度は僕に母のパンティを履かせようとしている、だが母のパンティはサイズが小さいためそれは無理だった
『くそっ…無理か、それなら こうだ』
相馬は僕の頭にパンティを被せた、ちょうど染みの付いたあたりが鼻にあたるように、まるで仮面を被っているような形で
『おっと 外そうとするなよ、ちょっとでも逆らったら どうなるか分かってるよな』
鏡に写る 僕の惨めな姿、奴らは持参したデジカメで僕に向け何枚もシャッターをきった。

 

僕は以前にも何度か奴らにオナニーを強制させられたことがあった
だがこんな惨めな姿での公開オナニーは過去最悪の屈辱だった
しかし反抗する事も出来ない僕は無駄な抵抗はあきらめ ただひたすら奴らが飽きて帰るまで何も考えないで機械のようにしているしかないと思った
奴らは性器を扱く僕を携帯やデジカメで撮影している、もうどうでもよい好きにしてくれとなげやりになっている僕だが
「もしお母さんだったら絶対 こんな最低の奴らに屈したりしないだろうな、婦警になりたかったくらい正義感の強い人だもの おそらく奴らと戦うのだろうな…」
だらりとした性器を右手で擦りながらボンヤリとそんな事を考えていた
すると急に今まで感じなかった嗅覚が戻ってきた、チーズ臭のような臭いが鼻に残る
「えっ?…」
それは自分でも分からない、自分の意志ではなく勝手にペニスが反応して起き上がってきた
『おおっと! ついに政樹君のチンポが勃起してきました、ママのおマンコの臭いに興奮しているようです』
携帯で撮影しながら笑っている加藤
母のパンティの臭いなど嗅ぎたくない、だが呼吸すると必ず独特のチーズ臭が鼻をくすぐる、今度は猛烈な射精感に襲われた
「何考えてるんだ僕は…、ああっ まずいっ…」
そう思った瞬間 ペニスが反抗しいきなり精液が飛び散った
それを見た加藤と相馬は大喜びをして その様子を撮影終えると満足したのかそのまま帰った
その後、僕は激しい罪悪感と自己嫌悪に陥った
『これじゃ あいつらと何も変わらない同類だ、僕は最低だ…」
後片付けをした後 僕は自分の部屋で自分を責め泣き続けた。

 

やがて数時間後 母が帰宅した、居間を母が歩き回る音が聞こえる
『いけない…、いつまでも落ち込んでたらお母さんに余計な心配をかけてしまう』
僕は気持ちを切り替え居間に向かった
「あっ ただいま、お腹空いたでしょう、今 着替えて準備するからね」
そうだった 今晩は母と外食する予定をすっかり忘れていた
その日の夜は、母の勧めでホテルの夜景を展望できるレストランで食事した
初めのうちは、何も知らないで食事をしている母を見ていると心が痛んだが やがて美しくて雄大な夜景を見ながら母と会話する事により自然と気持ちが解れていった
そして卒業まであと数月、もう少し辛抱すれば全て終わりだ深く考えるなと自分に言い聞かした。

 

 

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