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倒錯の夏

第10章 三日目・8月8日 覚醒

 

美津子はいきなり目覚めた。身体がひとりでに反応した・・・・しかし、美津子の体はソファーの上でバウンドして、フローリングの床に落ち、腰をしこたま打ってしまった。

訳のわからない痛みに耐えながら、とにかく身を守ることしか彼女の頭には無かった。我に返ったときは、床の上で毛布にしがみついて丸まって震えていた。

そこが自宅の居間であることに気付いたのはまた暫くたってからだった。さらに、昨晩と同じ、ベージュのロングキャミソールを身に付け、下着もちゃんと着けていることも確認した。

その頃には朝の5時であることを確かめる余裕も生まれていた。震えがやっと治まりかけた頃、全てが夢であったことを理解した。

そう思ってしまうと、現金に気持ちが持ち直してきた。朝食まであと2時間、あと1時間ほどでいつもの起床時刻だ。

「菜穂ちゃん、”昇天酎”、効くじゃない」  独りでクスッ、とわらうほど、元通りになった。

・・・・・酷い夢。欲求不満だけじゃ片付かないわね、私。・・そう思って立ち上がった、美津子はびくりと底冷えに襲われ、下着の内側に、大量の・・・本当に大量の粘液が流れ出るのを感じた。

精液・・・・・!!

女は直感でそれを感じた。確かめるまでも無い確信だった。しかし、抗う気持ちが、再び震え始めた彼女の手を、そのむっちりとした両脚の間に割り込ませる。

青臭い、膿白の精液が彼女の白い手一杯にこびりつき、それでも掌からこぼれ、ぽとぽと滴をつくった。彼女は、恐怖に負けまいと、立位のまま、下着の脇から指をぬめりの奥に進ませようとした。

しかし、ほんのすこしだけ、彼女が自分の裂隙を押し開いた瞬間、

ぼぉ・・・・・りゅうっ・・・・・ぶぷっっっ・・・

それは精液などというものではなく、精塊だった。それは、ボト・・と音を立てて、女の胎から床の精液溜まりにまっすぐ落ちた。

美津子は、自分に注ぎ込まれ、今しがた自分の胎から産んだ、ぶりゅんとした直径10cm程の膿白塊を美しい脚の間から見下ろした。

たぶん、その忌まわしい雄液塊は全て、今階下に犇いている小学生や中学生といった幼い少年達が分泌し、

さらに数時間かけて、熟れ切った美津子の子宮に、その未熟な受精器官を何本と無く挿し込み、注入したのだろう。

・・・そんな、吐気のするような考えを払拭しようとするにもかかわらず、呆然とした美津子の脳裏には、自動的にその場の光景が次から次へと映し出されてくる。

どれもこれも、自分の視線からの光景ではなく、子供らに犯される自分を、なぜか別の視点から客観的に傍観しているものばかりだった。

美津子を犯す少年達は様々で、にきび面をギラつかせた中学生もいれば、まだ子供子供した小学生もいた。

みんな一様に大小の生殖器をいきり立たせ、美津子の身体中、あらゆる部分に擦り付け、挿入し、射精した。

美津子はというと、少しの抵抗もせず、むしろ信じ難い程の嬌声を上げながら、子供らの陵辱を、明らかに自ら貪るように求めていた。

美津子は、自分が、あまりにリアルで受け入れ難い想像をしていることに愕然としていた。

「夢のせい・・そう、絶対にそう。夢のせいよ・・こんなの、私が、自分から、なんて・・・ウソにきまってる。」

にもかかわらず、子供らとのセックスの想像によって、美津子の体には新しい変化が起こっていた。

下腹から背筋を這い上がる熱い感覚、それは美津子にとっては明らかに場違いで、許されない知覚だった。

熟女は、なんとかその感覚を引きずり降ろそうとするが、甲斐は無く、間もなく全身が熱を帯びてきてしまっていた。

「私の身体、何か,変えられてる。・・・何か、抵抗できないものが、身体の中に植え付けられてる・・・」

・・・・・美津子は、昨日の”昇天酎”と、バーにいた男達を思い出していた。

あまりに急激に、大量に分泌し始めた女は、胎内にこびりついた精液と一緒になって滲み出してきた液で腿の内側を濡らし始めた。

小刻みな震えが伝わり、美しく、つん、と上を向いた尻肉に、しなやかな波動が起こっていた。

 

 

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コメント

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  • コメント (1)

    • 通りすがり
    • 2019年 8月 25日

    これ懐かしいですね。
    もっと続きがあって旦那視点でSEX中の奥さんと対面するシーンまで作者が書いていましたが、その後すぐにサイトごと消滅してしまいました。
    あとこの作品とほぼ同じ文章表現の作品に「体験告白、嬲り犯される心」があります。
    この作品の方が古いオリジナルで「体験告白、嬲り犯される心」の方がパクリの盗作です。

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