「ほれっ・・・坊主もう起きろっ!終わったみたいだぞっ!」
僕は男のそんな声が聞こえてきたかと思うと。。。激しく体をゆすられ、僕は意識を取り戻しました。
いつのまにか完全に眠ってしまっていました。
見ると、何時間眠ってしまっていたのか外はもう真っ暗でした。
男は僕の様子を見て「やれやれ」と言った感じで僕の様子を見つめていました。
「ママ。。。ママっ。。。ママはっどこっ???。。」
当時の僕はうわ言のようにそうつぶやきました。
「あぁ。。今風呂場でシャワー浴びてるよ。しかし随分遅いな。。あっタケシの奴!まさかまたっ!!」
男がそうつぶやいたのもつかの間、リビングルームの扉がガチャリと開き、、母が姿を現しました。
先程までの行為の影響か。。母は酷く疲れきった様子で、、、その顔はまだほんのり赤く上気していました。
「マっママ~!!!!!」
しかし僕は母の姿を見るなり、今までの感情が爆発したように母にかけていき、ギュッと抱きつきました。
「けっケンちゃん。。。。あっ。。あの。。。あのね。。。」
母は少し、俯いた感じで僕に何かを言いかけました。
「あ~。。。奥さん。。心配しなくてもこいつはアンタを待っとる間ず~と眠っておったよ。。。なあ坊主っ!」
男はそう僕に声をかけました。子供ながら意図を察した僕もうんうんとうなづきました。
それを聞いた母は少しほっとしたような表情を浮かべ、ギュッと僕を抱きしめました。
「ごめんね。。ケンちゃん。。待たせちゃって。。本当にごめんなさい。。」
母に優しく抱きしめられ、僕は思わず泣きそうになりました。
元はといえば僕がその原因を作ってしまったのです。。。逆にそんな感じで謝られ子供ながらに僕は母に申し訳ない気持ちで一杯でした。
「えへへへへへ。。。。。。」
僕はしかし、その不快な笑い声を聞き、ぐっと涙をこらえました。
見るとあの少年が、母の後に続きニヤニヤしながらリビングルームに入ってきました。
「おうっ。。タケシ。。。もう十分満足したか?」
男がそう声をかけると、その少年はまた興奮してるように顔を真っ赤にさせ、、
「えへへへ、、、もう大っ満足だよぉ!!!ついさっきもさぁ。この姉ちゃんがシャワー浴びてる所、覗き見してたらま~たチンコが疼いちゃって。。。そのまま風呂場に侵入して、また”一発”やっちゃったっ!
もうさぁ、、ヤリすぎてチンコが痛いよぉ。。。一体何回やったんだろぉ? 覚えてないよぉ。。でへっでへへへへへ・・・・」
少年はそう言ってゲラゲラ笑いました。
僕はキっとそいつを睨み付けました。そいつは僕の視線に気づいてニヤニヤ笑いながら
「へへへ、、、お前の母ちゃんの体。。。今まで味わった女の中で最高だよぉ。。。オレ、もうすっかりはまっちゃった。それにさぁ・・」
「あっっン!!!!」
僕が抱きついていた母の体が突然ビクンと反応しました。思わず見るとそいつの手が母のお尻を撫で廻していました。
「分かるか~?お前の母ちゃん。。今”ノーパン”なんだぜ~?へへへ。。。オレはさぁ。。自分が”ヤッた”女のパンティを集めてんだぁ・・・お前の母ちゃんのパンティもしっかりもらってやったよぉ?えへへへ黒色のレースのすげえセクシーなパンティだぁ~。。今晩ダンナさんにでも見せるつもりだったのかなぁ~でへっでへへへへ。。。」
少年は母のお尻を撫で回しながら興奮した様子でそう話しました。
「ッっ・・・やめなさいっ!!!!」
すぐに母はそう怒鳴り声を上げて、お尻を撫で回している少年の手を払いました。
しかし少年は全く意にかえさず
「でへへへへ。。今更何だよぉ~。。ついさっきまでベッドの上では、Hな声で鳴きながら、自分からオレにそのエロい尻振って”誘惑”してきたじゃんよぉ~。。、」
少年がそう言うと、母はキッっと睨み付けました。。。
しかし少年は悪びれた様子もなく「お~。。こわ。。。」とニヤニヤ笑いました。
「コラッタケシいい加減にしないか。。。まったく。。ほれ坊主、お前ももう帰る支度しろっ!!」
男はそう僕に声をかけました。とりあえずこの空間から開放されると分かった僕は急いで帰る支度を始めました。
「坊主。。忘れ物は無いか?」
「うっうんっ!!!」
母と少年はすでに玄関のほうに行ったとのことで僕も急いで向かいました。
しかしリビングルームを出たときです。。。
「あっ・・・いやぁ・・あっ・あっ・あっ・」
「ヒヒヒヒ・・ほらぁ・・どうだぁ・・んっ?さっきオレの事を睨みつけやがった罰だ・・・へへへへへ。。・・・」
と母のくぐもったような喘ぎ声と少年のいやらしい笑い声が聞こえてきました。
見ると、廊下で少年はびったりと母に抱きついていていました。
そして少年の手は、母のスカートの中に進入し、、、なにやらモゾモソと弄っていました。
母は少年のその手をつかみ。。イヤイヤをするように首を振っていました。
「ヒヒヒヒ・・・オレはもう姉ちゃんの体については隅々まで分かってるんだぜぇ?どこが一番感じやすいのかもさぁ。。ほらっココだろぉ??そらそらそらっ」
少年はスカートの中に差し込んでいる手を激しく動かし始めました。
「あっ・・あっ・・あぁ・・あぁああ♡」
母の体はその度にビクンビクン反応し首を仰け反らせました。
「はぁはぁはぁはぁ。。。姉ちゃん。。まっまた”ココ”がヌレヌレになってきてるよぉ~。。はぁはぁはぁ。。へへへ。。オレもまた興奮してきてすげえ”したく”なってきちゃった。。また一発。。させてもらおうかなぁ。。」
「やっ。。。やめてぇ。。。。」
少年はそう言いながらグイグイとまた抱きついてる母の体を自分の部屋に連れて行こうとしていました。。。
僕は思わず「やっやめろよぉ~ママを放せ~」と叫びましたが、少年は「きひひひひ・・オレのチンコでまたたっぷり可愛がってやるからね~!!!」とまったく僕に事を無視していました。。
そして少年によってまた母が部屋の中に連れ込まれようとした瞬間。。
「おらっ!!!タケシっ!!!いい加減にしろやっ!お前は発情期のサルかっ!もうキリがねえっ!とっととその奥さん開放してやれやっ!」
と男がドスの聞いた声で少年に言いました。
少年はビクっと反応して、、「ちっ・・・」と名残おさそうに抱きついている母の体を開放しました。
開放された母は真っ赤な顔をして「はぁはぁはぁ」と荒い息をついていました。
僕はすぐに母に抱きつき、少年を睨みつけました。
「ちぇっ。。もう2,3発はしたかったのに。。。」
と僕のほうを無視して、母の体を名残おしそうに見ていました。
玄関までつくと、男は母に向かって。。
「まぁ。。。ご苦労だったなぁ奥さん。約束通り今回のコートの件はチャラにしといてやる。。。」
と言いました。そしてその横では、あの少年が、相変わらずにやけた表情で母をみつめ。
「へへへ、、、じゃあね。。。姉ちゃん、、、またオレと”シタく”なったらいつでもここに来ていいよぉ・・ヒヒヒ。。もしかしたらオレのほうから行っちゃうかも。。ヒヒヒヒ」
と興奮したように赤い表情でニヤニヤしながらそう言いました。
「ッっ。。失礼します。。行こう。。ケンちゃん。。」
「うっうんっ・・・」
母は敢えて少年を無視して僕に声をかえ、そのままマンションを出ました。
外はもう完全に真っ暗でした。見ると夜の21時を回っていました。実質8時間以上あの部屋に拘束されていたことになります。
母は先ほどの疲れからか足取りがおぼつかなく、時々ふらついていました。
「ママ~。。。だっ大丈夫~????」
僕は母にそう声をかけました。。母は心配する僕を安心させるためか、、にこっと笑い
「うんっ。。大丈夫。。大丈夫だから。。。安心して?」
と優しく僕を頭をなでました。そして急に神妙な顔になったかと思うと
「ねぇケンちゃん。。お願いがあるの。。今回の事誰にも言わないで欲しいの・パパはもちろん他の誰にも。。。ねっお願い。。
さっきまでの事はママとケンちゃんだけの内緒にしてほしいの。。余計な心配をかけたくないから。。」
と声をかけました。そういわれた僕は黙って頷くしかありませんでした。
「ごめんね。。。」
母はもう一度僕を強く抱きしめました。
それからですが、正直母がその後もあの親子、特にあの少年と関係を持っていたかは分かりません。
ただ少なくとも僕の前での母は平常通りの母でした。
それから僕が中学生くらいにあがる頃、もう性についてだいぶ知識があった僕は、改めて母があの少年にされてしまっていた事の意味を知りました。
その時無償に腹が立ち、一度あの少年をぶん殴ってやろうと、そいつが住むマンションに行った事がありました。
しかし僕はあの親子の部屋にいった時、もうすでに引っ越したのか物抜けの空でした。
それからはもうあの事はもちろん母と僕だけの内緒です。
文字通り母と僕にとっては”トラウマ”の出来事です。
今後も話題にする事は一切ないと思います。
(終)
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