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蒼きハイエナたちの時代 I

―― 蒼きハイエナたちの時代 29~30 ――

村島はびっくりして、光枝の脚から手を離した。
その瞬間、光枝のうっすら開いた目と自分の目が合った。村島は思わず後ずさりした。
光枝は、ぼんやりした表情で辺りを見回し始めたが……。
「キャアッ!」
自分が全裸であることに気づき、短い悲鳴をあげて起きあがると、脚を抱えてうずくまった。
そして顔を上げて、自分を取り囲む木山、下野、村島、谷原の誰かに何かを言おうとするのだが、口を開けるだけで言葉にならない。体はガタガタ震えている。
村島はそんな光枝が可哀想になった。散乱していたブラウスとスーツの上着をそっと手渡した。

光枝はうずくまったまましばらく震えていたが、やっと落ち着きを取り戻したのか、言葉を発した。
「な……何を、したの……」
服を渡してくれた村島に言った。しかし、完全に目が脅えきっている。
「何も……」
村島は思わず目を背けた。
「『何も』って……」
光枝の聡明そうな顔はすっかり青ざめていた。
木山はそんな光枝を見て、面白くなった。
「何をしたかって、そりゃ、アレだよ、アレ」
光枝がもの悲しげな目で自分を見たので、よけいに嗜虐心がくすぐられた。
「セックスだよ、先生とセックスしちゃった、ははは」
「何てことを……」
光枝はうつむいたまま、消え入りそうな声でつぶやいた。
「冗談でしょう……」

「なんで冗談なんか言うんだよ、マジだよ、チョマジ」
木山が低い鼻に乗っている縁無し眼鏡を指でずり上げながら言った。
「ほら、これ観なよ」
木山はおもむろにデジカメを手に取ると、撮ったばかりのシーンを小さな画面に映し出した。
画面を覗く光枝の顔が更に青ざめていった。
そこには、紛れもなく、全裸にされた自分が彼らに弄ばれている光景がハッキリと映っていたからである。
次々と絵が変わっていく。
自分のものと思われる性器と4人のうちの誰かの陰茎の結合部分が映し出された時点で、光枝は思わず目を背けた。
「冗談じゃないって、わかったでしょう」。木山がニヤニヤしながら言った。
更に続けて、「先生、あそこ触ってごらん」と光枝に促した。
すっかり狼狽した様子の光枝はその言葉の意味を理解しないまま、呆然としていた。
「俺達のザーメンが中に入ってるよ」
光枝は震える手で恐る恐る股間に手を伸ばした。そして、自ずと納得したようだった。
「何ていうことをしたの……」
光枝は怒気と哀しみの入り交じったような声でつぶやいた。

「先生、もう観念したら? 絶対不利だよ、こんな証拠も撮られちゃったし」
木山は自信満々に言った。とても高校生には思えぬ落ち着きだった。
「本当にひどい子ね、あなたっていう人は」
光枝はうずくまったまま、木山を弱々しく睨んだ。
その目尻の小じわが木山の股間を刺激した。
「だってさ、俺、先生ぐらいの年の人でないとさ、感じないんだよ」
木山はまじめくさった顔つきで言った。
それに対して返答できないまま口ごもっている光枝に対して、木山は更に追い打ちをかけた。
「俗に言う、熟女好きっていうかさ、先生ぐらいの年代の熟女見るとさ、やりたくてやりたくて仕方なくなるんだよ」
光枝は脅えたように、木山に対して半身で構えた。

ふだん、教壇の上で威風堂々の国語教師も、今では、か弱き手負いの羊同然だった。

 

―― 蒼きハイエナたちの時代 31~34 ――

体重が90キロ以上ある木山は、おばさん教師・北村光枝に飛びかかった。
反射的に光枝は避けようとしたが、太ももの辺りにガッチリと抱きつかれた。
それでも脚を渾身の力をこめてばたつかせた。思い切り蹴り飛ばした足の裏が木山のできものが点々とある太ももを直撃した。
「イテーッ!」
木山がかん高い声で絶叫した。
「何すんだよー!」
そのスキに光枝は木山の腕からすり抜け、裸のまま駆け出した。
しかし、そのまま外に出られるわけでもない。
教室の出入り口の戸の前でなすすべもなく立ちすくんでしまった。

その時、携帯電話が鳴った。
それは、教室の隅に放置されていた光枝のバッグの中からだった。
木山はすかさずバックを手に取り、開けると、その携帯電話を取り出した。
「先生、『自宅』って通知されてるよ」
木山がこともなげに言った。
「早く出なよ、ほら」
全裸のおばさん教師・光枝は、戸の前でうずくまったまま動けない様子だった。
「だったら俺が出ちゃうよ、先生が家に帰れないわけを話しちゃおうかなー」
わざと空とぼけて木山は言った。
電話は切れた。
「いつまでたってもお母さんが帰らないからって、子供からの電話かなー」
木山は背中を丸めて身動きできない光枝をからかうような調子で言った。
「先生、いいから、早く電話しなよ。『きょうは用事があって遅くなる』って。ほら、早く」
木山は光枝の所に行って、光枝の豊満な肉づきの尻を軽く蹴った。
何度も何度も蹴られるうちに光枝は観念した様子だった。ぎこちない手つきで携帯電話を受け取った。
しかし、電話をかけることができない。
「何やってんだよ、早くしろよ、俺がかけちゃうよー」
木山がいらだちながら言った。
光枝はガックリと肩を落としたまま、ゆっくりと電話のボタンを押した。

他の3人は、息詰まるような展開を、ただ呆然と見つめていた。
そしてそれぞれ、同い年の木山に対して、何と末恐ろしいヤツかと心の中で思っていた。

「あぁ、もしもし……お母さんだけど」
電話が通じたようだ。木山が、電話を耳から少し離して会話を聞かせるよう、光枝に強要した。
村島、下野、谷原も寄ってきて、光枝は4人の教え子に盗み聞きされる格好となった。
受話口から漏れ聞こえてきたのは、男の声だった。
しかも、彼らと変わらない年代の少年の声だった。
「どうしたの? 夕飯どうするの?」などといった声が聞こえる。
「あぁ、ごめんね……お母さん、きょう、急用が入ってね……まだ学校なのよ……」
「お母さん」という言葉を聞いて、それぞれ言いしれぬ興奮を覚えた。
そうだ、このおばさん教師・北村光枝も、一介の「お母さん」なんだ。
家に帰れば、妻であり、母であり、主婦であり、しかも、どうやら自分たちと同じ年代の息子がいるようである。
その「お母さん」を、自分たちは、性欲のハケ口として、欲望のままにもてあそんで、蹂躙している。何と、背徳的で、刺激的なんだ……。
電話の向こうの息子は、まさか自分の母親が、一糸もまとわぬ素っ裸で立たされ、熟れて豊満な裸を教え子たちに見つめられながら、自分と話しているなど、想像だにもしなかっただろう。
そんなことを考えただけで、それぞれはチンポを痛いほどに勃起させていた。

「だから……きょうは、何か店屋物でも取って……うん、うん、いいわね、それじゃね」
一刻も早く電話を切りたげな光枝の腕を小突いた木山は、両手を左右に伸ばして、「会話を延長しろ」と合図した。
「部活のほうはどう? 順調?」
光枝は動揺を抑えながら、取って付けたような会話に及んだ。「なんだよ、いまさら」といった息子の声が聞こえてくる。
「いや……勉強との両立が大変でしょう」
木山は、なおも引き延ばせと指示した。
そして木山は光枝の背後に立ち、ワキのところから手を入れて、両方の豊満乳房をつかんだ。
光枝は一瞬、絶句した。しかし、不審に思われないよう会話を続ける必要があった。
しかし、言葉が出てこない。
「もっと、話して、もっと!」
木山が、電話を当てていない左の耳元で囁く。
「だからね……あの……最近、話してないからね、お母さんとあなた……」
木山の不細工な手が、息子と会話中のおばさん教師・北村光枝の重たそうな乳房を力を込めて揉み締めていった。

皆、テントを張った股間を隠そうともせず、まるで銭湯の洗い場から抜け出てきたような格好の国語教師・北村光枝に群がった。
電話の向こうの光枝の息子は、どうやら母親に話したいことがあったようだった。
「うん……うん……」と光枝は相づちを打ち始めた。
4人は興奮の極地に達していて、それぞれ、光枝のカラダを愛撫し始めた。
さっきまで気後れしていた村島と谷原も、うって変わって積極的に転じた。
村島は遅まきながら念願だった豊満な乳をゲットした。
しかし、いかんせん、4人がひしめき合っている状態。
首を伸ばして、不自然な格好で憧れの熟女教師のおっぱいを口に含んだのだった。
光枝の乳房からは木山か下野のツバの匂いがしたが、もはや気にならなかった。
夢中で舐めているうちにツバの匂いはなくなった。
「うん……そうなの……うん……エヘン!……」
光枝は会話にもちこたえられそうになくなると、咳払いでごまかした。
しかし、圧倒的に光枝は不利だった。
村島に乳房を吸われ、木山には腕を持ち上げられてフサフサと毛の生えたワキを舐められ、下野には抱きつかれた太ももをねぶられ、谷原には脇腹を舐められている。
この状態で平然と会話できるとしたら、それは、よほど意志が強靱であるか、不感症かのどちらかであろう。
「うん……うん? 何でもない……エヘン! エヘン!……」
もはや限界だった。
「あぁ、ごめんね、用事が入ったから、切るね。それじゃ、遅くに帰るからね、心配しないで」
光枝は唐突に電話を切った。

木山は、傍らにあったイスに光枝のむっちりした片脚を持ち上げて乗せた。
そして無防備になったオマンコにいきなり中指を這わせた。
「あぁぁぁっ……」
木山の指は、泥沼に沈んでいくがごとく、ジュブジュブと飲み込まれていった。
そこは、煮えたぎっているという表現が似つかわしいぐらい、熱く、濡れそぼっていた。
木山は根元まで入れた指を、今度は、激しく出し入れし始めた。
「あぁぁぁぁ……あぁぁぁぁ……あぁぁぁぁ……」
光枝の艶やかな声と、光枝の股ぐらから発する、湿った淫らな音が交錯した。

村島は、(何と哀れな先生なんだろう、これではまるで「いじめ」だ)と思った。
しかし、その無残な光景が、自分の欲望をますます誘発していることも確かだったのだ。

木山の眼鏡の奥の細い目は、狂気の色に染まっていた。
何かに取り憑かれたかのように、自分の母親のような教師を裸で放置して、その局部を指でほじくり返しているのである。
逃げる意思も、抵抗する意思も失った北村光枝は、言語道断の辱めを、よりによって、16歳の教え子から受けていた。
木山の腕をつかんだまま、仕打ちに甘んじているところからも、もはや、木山の軍門に下っていることは明白だった。
あられもない姿を写真に撮られ、犯され、膣内に精液を放出されるという仕打ちを受けた今、もはや、教師としての、女としての、プライドも気負いも、粉々に砕け散ってしまっていたに違いなかった。
そして、今や、この狂った教え子たちの暴走をなだめすかすことしか、残された道はないと悟っていたのだろうか。
その不安げな表情の中にも、何かを達観したかのような趣も見てとれなくはなかった。

木山は、光枝のオマンコから指を抜くと、まみれた蜜ごと舐めた。わざと光枝に見せつけるように。
光枝は当然のごとく顔を背けた。

5月とはいえ、夜ともなると、広々とした教室は寒くなった。
まして、光枝はかなりの間、素っ裸を強いられていたのである。カラダはすっかり冷え切っていた。
「決行指揮官」木山は、このまま光枝を帰してもいいと踏んだ。
デジカメ画像の存在、そして、光枝の心に刻み込まれたであろう、膣内に射精された事実をもってすれば、光枝を自分たちに服従させ続けることができる、と確信した。
「先生、楽しかったよ、もう帰っていいよ」
木山がそう言うと、顔を紅潮させた光枝はキョトンとした表情で木山を見た。
「そのかわり、また、明日も付き合ってね」
時計は既に9時を回っていた。これ以上遅くなると、光枝の家族もさすがに心配するだろう。
今後、光枝とうまく付き合っていくためには、木山の判断も妥当だったのかもしれなかった。
光枝はおろおろしながら、衣服を寄せ集め、そそくさと身につけていった。
その、色白のむっちりした熟女体型を抱きたかった村島と谷原は、落胆した。
しかし、明日以降もあの肉体をつなぎ止めておけるという確信を、木山の言動から得た。

もの悲しい表情で教室を出ていったおばさん教師・北村光枝を見送りながら、4人は、各々、光枝に対する欲望を心の奥底でドロドロとたぎらせていたのだった。

 

 

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