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家庭訪問

 「うぷっ・うんっ・うんっ・くぷっ・・・」
 「うむうぅ・・・健太君のお母さん、たまらない眺めですよ」

 男の言う通り、たまらないに違いない。男は、大の字になり、妻にフェラチオをさせている。妻は、私にする時よりも、大きなお尻を持ち上げくねくねと蠢かせながら男の男根に吸い付いている。男はそれを満足そうに見ていました。
 「あぱああ・・・くはあ・・はむう・・・」
 「一緒にやりましょうか、健太君のお母さん」

 男にそう言われて、一瞬躊躇した妻は、男の男根を咥えながら、白いお尻を男の頭に向けて動かし始めました。そして、男の顔を、またいだ。
 「ぐっしょりですよっ!お母さんっ・・・うぶぶっ」
 「あふうんっ!」
 「ほらお母さん、休まないで・・・うぶちゅ」
 「くふうっ・・・あはんっ・・・くぷ・・はぷう・・・ふむう・・うぷっ・うぷっ・・・」

 男は下から妻のぷりぷりと蠢くお尻を握り締めながら、妻の女性部に顔を押し付けている。妻はのけぞり、快感に耐えるように男の猛りに喰らいついていく。
 男と妻の69に、私は勃起をしごき続けました。そして、男の執拗な妻への求めは続きました。

 「お母さん、久しぶりにあれをしてもらえませんか?」
 男はそう言って、布団から起き上がり、テーブルの上にドンと座ったのです。妻に向けて大股を開いている。妻は、こくりと頷くと、這いながら男の股の中に入っていきました。そして跪き、豊満な乳房を両手で持ち上げたのです。私は妻が何をするか判り、激しい嫉妬を凌駕する興奮に見舞われました。妻は、持ち上げた乳房を、男の男根にぶつけていきました。

 「うん・うん・うん・うん・・・」
 妻は、たまらない鼻息を出しながら、男の大股の間でリズミカルに弾んでいる。豊満な乳房の間に男の男根を挟み込んで、体を上下させている。妻の乳房は、男のものをたっぷり包み込んでしまうほど、寄せされ、時おり妻は、乳房の微振動を男の男根に伝えたりしているのです。男はたまらず仰け反っていました。
 「あん・うん・うん・あん・・・」
 「健太君のお母さんのパイズリ・・・たまらない柔らかさだ、たまらんっ!もう我慢できんっ!」
 「きゃあっ!」
 
 立ち上がった男は、尻餅をついた妻を、布団の上に引きずり戻し、妻を四つん這いにさせました。お尻をわしづかんで持ち上げる。
 「この一週間、お母さんをバックで攻めることばかり考えていたんですよ。細い腰だ。腰が細いせいで、丸いお尻が余計に大きく見えますよ。いきますよ、健太君のお母さん。バックのお母さんは、また締りが格別ですからなあ・・・」
 「あはあ・・・」
 男は威きり勃ちを握り締め、妻の細腰をつかんだ。そして、妻が衝撃に仰け反り叫んだのです。
 「くはあんっ!」

 「もういっちゃうぅっ!!」
 妻は、激しく腰をくねり、何度も反り返り、髪を振り乱し、乳房をタプンタプンと揺らした後、絶叫しました。
 「うぐうぅっ!!」
 突っ伏した妻のお尻をわしづかみながら、男が呻きました。ズバンズバンと激しい腰使いが止まり、断末魔の痙攣が始まりました。ビクンビクンと、四つん這いの妻の中に射精しているのです。

 私も、射精しました。

 うつ伏せに崩れ落ちた妻の横に倒れこんだ男は、荒い息を吐きながら、満足そうに話し出しました。それは、妻に語りかけているのか、天井に向けて独り言をつぶやいているのか、どちらとも判りませんでしたが。私は耳を傾けました。

 「私はねえ、まじめに教員を務めてきました。いや、今だってそうだ。私はこの仕事が天職だと思っていますよ。子供たちがかわいい。健太君もそうだ。あの子は、素直で剣道の稽古も真面目だ。その私が、教え子の母親の、健太君のお母さんにこういった事をしている。もう止まりませんよ私は、止める事ができない。どうしてですかね?・・・・・・私は、私の女房と夫婦力を合わせて、教育に取り組んでいる。そう思い込んでいたのです。それが・・・女房が、浮気をしているなんて、夢にも思いませんでしたよ・・・」

 男の顔に、苦渋の表情が浮かびました。

 男は、うつ伏せでへばっている妻の体を軽々と仰向けにすると、マシュマロのような妻の乳房を弄びながら、話し続けました。

 「私の女房は、控えめな女でした。教師としての私の仕事を、縁の下で支えてくれていたのです。学校の事、剣道の指導、朝早く夜遅い私を、何も言わず支えてくれていました。私はそれが、女房の幸せでもあると、思っていたのですよ。私は何一つ、女房に労わりの言葉をかけたこともない。しかしそれを分かってくれているものと思っていました。女房は、女として幸せだったのか?そもそも私を愛していたのか?私はそんな事考えたこともなかった。私は女房を、女としてではなく、女中のように扱っていたのかもしれない。ただこれだけは間違いない。私は女房を愛していたのですよっ!」

 「あは・・・ううん・・・あふ・・・」
 男に乳首を弾かれて、失神していた妻が喘ぎ始めました。妻の肉体は、恐ろしく敏感になっている。そう思いました。

 「だから、ある日突然、女房がいなくなった時には、意味が分かりませんでしたよ。私の身に何が起こっていたのか、そう、意味が分からなかったのです。だから一ヶ月は何もしませんでした。だって、意味が分からないのですからね、女房に出て行かれたことの。一ヶ月経って、興信所に頼みました。警察なんて・・・教師の私がそんな事できるはずがないでしょう。興信所の答えは、女房は年下の男と暮らしているという事だったのです。写真も見ました。私は若い男にはまったく見覚えがありませんでした。その若い男と並んで歩いている女房の顔は、幸せそうなのです。女房の肉体全体が、喜びで溢れているような写真でした」

 「ああっ・・・うふんっ・・・」
 男の手が、妻の女性部に伸びて、妻のクリトリスを圧迫し摩擦しだしました。
 「あくうっ・・・」

 「私は女房を追いかけようとはしませんでした。私はその時も、教育第一だったのです。仕事にそれまで以上に打ち込みました。剣道の指導で、燃えに燃えましたよ。活き活きとしていたのです私は・・・上っ面だけね。私の内部・・・男は不能になってしまっていた。まったくね。何の反応もしない不能になってしまったのですっ。女房を幸せにしている。女房は私を愛している。それが私の完全な思い違い・・・それが分かった時、私の男は不能に陥ってしまったのですよっ」

 「あくっ・・・くはあっ・・・」
 男が、男の精液を垂らしている妻の膣に指を突っ込みました。
 
 「そんな時です、健太君のお母さん、あなたが私の前に現れたのは・・・」

 男が、妻の力なく伸びた下肢を開きました。男は、妻の両膝の間を割って腰を進めました。右手に握り締めている男根は、もう復活している。亀頭で、妻の女性部を焦らすように擦っていました。

 「ああん・・・ま、待って下さい、峰垣先生ぃ・・・少し休ませて下さい・・・こ、壊れちゃう・・・」
 「壊れる訳がないでしょう。健太君のお母さんのこの肉体が。このむちむちの柔らかな肉体が。いくら強く突いても、私の方が弾き返されそうなのに。このムチムチの白い体・・・始めて見た時、驚いて立ちすくみましたよ。写真で見た女房とそっくりだったのですから。女房と健太君のお母さんは顔なんて似ていない。私と暮らしていた時の女房とも似ていない。あの若い男と写っていた女房、その写真の女房の肉体が表現していた幸せな豊満さが、健太君のお母さん、あなたからも豊満に溢れていたのですよっ!・・・それえっ!」
 「くはうんっ!」

 男が、ズズンッと、腰を叩きつけました。みっちりと、妻の奥まで入った男は、妻の頭を抱きしめ語り続けるのです。妻は白い喉を反らし、喘ぎながら男の背にしがみつきました。

 「くうぅ・・・何が壊れるですか?逆に私のものが溶かされそうだ。この熱い、健太君のお母さんのお○んこに・・・うむう・・・しかしこうして、女を勃起で貫くなんて、健太君のお母さん、あなたが現れなければ、私にはもう一生味わえなかったかもしれない・・・それっ・それっ・それっ」
 「あんっ・あんっ・あんっ」

 「ふう・・・。健太君を連れて、体育館の剣道教室にやってきましたね。体が弱い健太君に剣道を習わしたいと言って。そのお母さんを見てね、私はさっき言ったように驚いて立ちすくんでしまった。そして股間に熱いものが流れるのを感じたのですよっ。分かりますか?女房が出て行って十年。血が通っていない不能な私のものが、ドクドクと脈打ったのです。分かりますかっ?その時の驚きと感動がっ・・・それっ・それっそれっそれっ」
 「ああっ・あっあっあん」

 「剣道教室の迎えに来るお母さんを見るのが、生甲斐になっていましたよ。その時だけ、私は自分が男なのだと実感できるのですから。痛いほどの勃起を味わえるのですから。そして苦しみました。何しろ、私に男の本能を実感させるお母さん、あなたが生徒の母親なのですからね。健太君が学年が上がって、私が担任になった時は、喜びと苦しみで悶えましたよ。担任の教師という立場上、何もできないのですから・・・それえっそれっそれっそれえっ」
 「あふんっうんっうんっあはあっ」

 「私も誇りをもって教師をやって来た人間だ。女房に出て行かれるほど真面目にね。諦めていましたよ。どうしようもないと。それが、なんという事でしょうかねえ。運命ですか?健太君のお母さん、あなたのご主人の事を知ったのは。なかば冗談っぽく、そのことをお母さんに言った時、あなたはこう言いましたね。何でもするから、口外しないで下さいと。あの時私の男が弾けたのですよっ!鳥肌が立つほどの嫉妬で、血管が破けると思うほど勃起したのですよっ!私は冗談で言ったのに、あなたは本気でご主人の身を案じていた。逆に毅然とした態度に出ていたなら、私もそこまでだったでしょう。それなのにお母さん、あなたは体を使ってでもご主人を守るみたいな言い方をして・・・私は女房に少しも愛されていなかったのに、あなたは心からご主人を愛している態度だった・・・くそおっ・・・それえっ、どうだっ、それっそれっ」
 「あくうっ・・・はあっはあっ・・はああんっ・はううんっ」

 男が、妻の下肢を両肩に担いで、腰を猛烈に振り出しました。体を折りたたまれるように組み敷かれピストンされる妻。男の汚らしいケツの下で、妻の桃の形をした、白いお尻がバウンドしていました。ズチュズチュと、えぐりえぐられる、男の男根と妻の女性部。
 「どうだっ!健太君のお母さんっ」
 「あふんっ!いいっ、気持ちいいのおっ!」

 私は、自身の勃起をしごく手が止まっていました。妻と男の興奮の絡みが目の前で繰り広げられているというのにです。男と妻の燃えるようなセックスを見ることは、私の歓びになっていたと、認めざるを得ないのにです。
 男が私のことを言った・・・一体どういうことだ?

 「おっと、そうだ、忘れていた」
 男が、妻から、抜いたのです。
 「ああん・・・」
 「そんなに切ない声を出さないで下さい、お母さん。来た時に、玄関でこんなものを見つけてねえ、持ってきたのですよ。こんな物が入っていますよ。健太君のお母さん」

 男が、居間の隅に置いてあった紙袋を手にとって持ち上げました。私はぞっとして、さっきの男の発言が飛んでいきました。
 その紙袋は、私が処分しようとして玄関に出してあったのです。中には、私がもう使わないと決めた、玩具が入っていたのです。男がそれを取り出した。

 「バイブにローター・・・じかに見るのは初めてだ。健太君のお母さん、お盛んな夫婦生活を送っているようですなあ。私との週一回では、そのむちむちの肉体は満足しませんかな?」
 「違いますっ。そんなんじゃありませんっ」
 「ほう、それでは、ご自分で使っているということですか。自分で慰めるために」
 「ち、違いますっ」
 「それではやはり、ご夫婦で?」
 「だからそれは・・・ああっ、嫌です、来ないで、先生・・・」

 男が、ローターと張り型を手に持ち、布団に横たわる妻に近づいていきます。妻の顔は怯えていました。男の目は釣りあがっている。私はその時やっと分かりました。道具などを使っていた私・・・妻は無理をしていたのだ。妻は喜んでいなかったのだ。しかし男は、その私の考えさえも、滅茶苦茶に破いてしまう程、妻の肉体を・・・

 「妬けますなあ、健太君のお母さん。私と女房は、こんなものを使ってしたことがありませんよ。使えるわけがない。私は厳粛な教員の夫で、妻は控えめな女だったからね。ひょっとしたら、女房はあの若い男に・・・歓ばされていたのかもしれませんなあ、こうした道具で。あの写真の年下の男は、女房の体に道具を・・・ええ?どう思いますか、健太君のお母さん。ええっ!?」
 「いやあっ!」

 男が妻に飛び掛った。男の考えは間違っている。私はそうはっきり言える。しかし男は、私の考えを凌駕してしまうほど、妻の肉体を・・・

 「どう使うのです?お母さん。何しろ初めてですから・・・このボタンですかな?おおっ、凄いっ!」
 「ひっ・・・」

 ブッーン・・・
 ローターの振動音が、響きました。男は妻を押さえつけ、狙いを定めている。私はごくりと生唾を飲み込みました。
 ブーンッ・・・

 「ひ・・・やめて・・・先生・・・」
 「なるほど、これで攻めるわけだ。お母さんの敏感なところを。これはたまらない。お母さんの小粒な乳首。攻めたくてたまらなくなりますよ。この振動・・・いきますよ、それっ」
 「くひいぃっ!」
 「おおっ、そんなにいいですかっ?可愛らしい乳首がビンビンになってますよっ。もっとこうですか?お母さんっ、こうして使えばいいのでしょうっ、健太君のお母さんっ」
 「ひいっ、くふうっ!」

 男がローターを妻の乳首に押し付けた瞬間、妻の上半身が、びくんっと跳ね上がりました。男はローターを乳首に当てながら、反対の乳房を揉みしだき、乳首に吸い付き舌で転がしている。今度は逆。ローターと、男の手と口。妻の乳房を左右交互に、攻め替えているのです。
 荒々しい息で悶える妻。私は再び、自身の勃起を握り締めていました。

 「ああんっ・・はあはうう・・うはんっ・・くううくう・・・」
 「こんなに激しいとは・・・こっちも攻めたほうがいいですな?健太君のお母さん」
 「はあはあはあ・・・ああっ、そこは駄目ですぅ、峰垣先生。お願いです、そこしないで。駄目、そこ駄目、駄目、駄目・・・駄目えっ!はううっ!」
 「健太君のお母さんのクリトリスっ!」
 「あひいぃっ!」

 妻の股間をのぞく様な姿勢で、妻のクリトリスをローター攻めする男。男はそれだけではありません。指を、妻の膣に挿入したのです。妻が、頭をかきむしりながら反り返りました。

 「くはあんっ!」
 「ああっ!ぎゅうぎゅうですよっ、お○んこの中っ。こんなに凄いのか、この道具は。どれ、これでお母さんのお豆を攻めながら、ここをこうしたら、どうですか?ほれ、ここおっ!」
 「きゃはあんっ!」

 男の指が、妻の膣の中で、くいっと曲がるのが分かりました。そして、細かく素早く手首を動かしている。ブッーンとうなるローターの押し付けにも強弱をつけだした男。跳ね上がり悶え喘ぐ妻。
 妻は私が道具を使うのを歓んでいなかった・・・。その私の考えを蹴散らすほど、指の愛撫も合わせ使い、男は玩具を使いこなしだしたのです。私が妻にしていたとき以上に使いこなし、妻の肉体を悦ばしているのですっ!
 悶え声を荒らげる妻に、私は勃起をしごきまくりました。

 「もう変になっちゃうのっ、先生ぃっ!もう洩れちゃうのおっ!」
 「おおっ!凄いっお母さんっ」

 ぶしゅっ!ぶしゅっ!ぶしゅうっ!

 男が指を抜いた妻の膣から、勢いよく液体が噴き出しました。ぶしゅぶしゅと潮噴きしながら、ビクビクと痙攣する妻の下半身。凄い・・・私は釘付けになりました。妻を休めることなく、次の行動に出る男。バイブを手に取った。

 「これはどう使うか、一目瞭然ですな。入れればいいのでしょう、健太君のお母さんの中に」
 「はあはあ・・・もう・・駄目え・・・はあはあ・・・止めてくだ・・・あくうっ」
 「おおっ、入るっ、簡単に入りますよっ、お母さんっ。それ、奥までですな」
 「あううぅ・・・」
 「・・・しかしお母さん、これはつまりませんなあ・・・健太君のお母さんのお○んこは、腰を使って激しく突きまくりたいもんです。お母さんはどうです?こっちの方がいいですか?」
 「はうう・・・い、いや・・・」
 「どっちがいいです。バイブがいいなら、私のはもう、やめときますが」
 「い、いや・・・はあはあ・・」
 「どっちなんです、健太君のお母さん」
 「せ、先生の・・・み、峰垣先生のお・・」
 「お母さんっ!」

 男がバイブをぬるっと抜き去り放り投げました。そして妻の下肢を抱え込み、猛り狂っている男の男根を、いっきに妻に突っ込んだのです。いきなりズバズバと叩きつけられる妻の大きくて真っ白なお尻。妻の肛門まで、丸見えでした。その妻の肛門に、男のグロテスクな睾丸が当たっている。男の腰が躍動している。妻が男にしがみついている。

 「こうでしょうっ、お母さんっ!バイブよりこうされる方がいいでしょうっ」
 「いいっ!峰垣先生の気持ちいいっ!んはあっ!」
 
 「おおっ、そうだ」
 男が、妻の片足を肩に担いで、妻の体を傾けた。妻を松葉崩しという体位にしたのです。横から結合部が丸見えになりました。私は男の機転の利き方にうなりました。妻の膣をえぐりながら、うなるローターを妻のクリトリスに押し当てたのです。布団をかきむしる妻。汗だくで腰を振り玩具を使う男。男は玩具を使いこなしている。

 「うごお・・・なんて締まりだ。もうイカン・・・お母さん、早くイッて下さい、中に出したいのです・・・ううっ、締まる・・」
 「もっイッちゃうぅっ!!」
 「うぐうぅっ・・・」

 男の男根が、妻の膣の中で断末魔の痙攣をし、射精しているのがはっきり見えました。私が射精した精液は、壁に飛び散った。

 妻の中に出し切った男は、妻を正常位に戻しました。互いに激しくイッた男と妻は、つながったままで、唇を貪り合いだしました。その、果てた後の満足感たっぷりのディープキスは、体を抱きしめあいながら長く続くのです。そして、男が妻から抜いた。
 「ああんっ・・・」
 男が、妻の頭に回り、妻の頭を抱える。妻が男のぬめ光る、少し勃起が引いた男根を頬張り掃除する。
 「うむうぅ・・・」

 まるで、長年暮らしてきた男と女がセックスを終えていつもやり交わす、当たり前の行為に見えるのです。私は自分も射精したばかりだからでしょう。激しい嫉妬がわきました。
 立ち上がって服を着ながら、力なく横たわる妻を見下ろしながらしゃべり出した男の言葉がそれに油を注ぐのです。

 「ふう・・・健太君のお母さん、残念だが今日の家庭訪問はここまでですよ。もう学校に戻らないといけない。くそう、お母さんとならもっと、一晩中でもやっていたいんだが。体の相性が最高だ。肉体の相性があるなんて考えてもいなかったが、あなたと出会って価値観が代わりましたよ。健太君のお母さんとなら、素晴らしい生活ができそうだ。女房に出て行かれて上っ面だけだった私の生活も、やり直せる。教師の仕事も、もっと充実するでしょう。幸い健太君も私になついてくれているし、何とかならないものか・・・くそう・・・」

 あの男は何を言ってるんだ。怒りを通り越して、私は焦ってしまっていたのです。何も言わない妻。疲れているからだろう。そうだろう!

 「くそう・・・健太君のお母さん、くそう・・・」
 「あうん・・・」
 
 男はくそうくそうと、何度もつぶやきながら、また妻にまとわりつきだしたのです。なんという貪欲さだ。二度も妻の中に放っておいて。しかも男が欲している所を知って、私自身も貪欲に興奮してしまうのです。
 男は妻を四つん這いにさせ、まろやかなぷりぷりのお尻を高く持ち上げさせ、両手で柔らかい尻肉をグイッと左右に開いたのです。
 
 「嫌っ、恥ずかしいっ、先生っ」
 「まったく、なんて可愛らしいんだ、健太君のお母さんのアナル」
 「そんなとこ見ないで下さいっ、恥ずかしいっ」
 「今更、見るなといってもお母さん。69してる時やバックで入れてる時に、何度も見せてくれてるじゃないですか。この綺麗な皺をヒクヒクさせながら。たまらない、うぶぶ・・・」
 「嫌ぁっ!!」

 男が、妻のお尻にびったりと顔を押し付けたのです。妻の肛門、アナルに吸い付いた・・・舌を出して舐めだした・・・
 お尻をくねくねさせて逃げようとする妻。しかし、がっしりと男にわし掴まれていて、逃れられない妻。
 なんという貪欲さだ。私が思いつきもしなかった、男の欲望。どこまで私の妻の肉体をむさぼり、そして私の妻をどこまで奪ってしまうつもりなのだ。
 激烈な悔しさの中、私はまたも勃起していたのです。四つん這いで豊満な乳房をたぷたぷ揺らし、細腰をくねらせながらアナルを男に舐られている妻の肉体に、興奮していたのです。

 「そんな汚いことやめて下さいっ!峰垣先生っ、嫌ですっ」
 「ここは使ったことないのでしょう、お母さん」
 「何を言って・・・ああっ、嫌だあっ!」 
 「はあはあ、大丈夫ですよお母さん、私の指はお母さんの愛液でぬるぬるになっているから。大丈夫ですよ、はあはあ」
 「嫌あぁ・・・・・・うっ」

 男が妻のアナルに指を突き立て、入れた・・・。男の人差し指が、妻のアナルに根元まで入った・・・。心臓が高鳴りました。ますます勃起しました。あんな興奮、初めてでした。体が震えたのです。猛烈な欲望が私の中に生まれました。妻のアナル。

 「健太君のお母さんのアナルの中・・・凄い、なんて熱さだ。どろどろの熱さだ。中は広いが、入り口が凄い締め付けだ・・・指が食い千切られそうだ。凄い・・・」
 「うくう・・・抜いて下さい・・・あふう・・・そんな所、嫌あ・・・うう」
 「分かりました、抜きましょう。これ以上はやみつきになってしまいそうだ。でもねお母さん。健太君のお母さんのここをもっと知れば、あなたを本当に・・・くそう、何とかならないか、健太君も慕ってくれているし、くそう・・・」
 「あうっ・・・うっ、ううっ・・・」

 男が妻のアナルから指を抜くと、妻は崩れ落ちました。

 「お帰りなさい、あなた。お疲れ様。お風呂に入ってくださいな」
 「ああ、ただいま」

 私を迎えてくれた妻は、キッチンに引き返して行きます。私は後ろから、食い入る様に見ました。妻のお尻。スカートを張り切らせる、肉付きたっぷりのお尻。すぐに勃起してしまう。
 前回の男の家庭訪問から数日間、私はずっと、妻のアナルの光景が目に焼きついて離れないのです。そしてずっと勃起している。

 「ご馳走さま、美味しかったよ」
 「ふふっ。ありがとう、あなた」

 流しに立って洗い物を始めた妻。妻は気づいているだろうか?私の視線に。あのお尻に今すぐ飛びつきたい。そしてスカートをずらし。指が喰い込む柔らかい尻肉を思い切り開きたい。欲しいっ。男が触手を伸ばしはじめた妻のアナル。

 欲しいっ!男に奪われる前に、欲しいっ!初めて経験する、激しすぎる欲情を妻に持ち始めてしまっていたのです。

 「ううっ・・・」
 あっけなく果ててしまった私の背を、妻が優しく撫でてくれます。妻のマシュマロの乳房に顔を埋めて、射精の快感に震えていた私は、繋がったまま妻の唇を求めました。妻が応じてくれます。私の舌を吸ってくれるのです。
 私は妻から出ると、妻の頭に回りました。じっと私を見上げた妻は、にこりと微笑むと。私の萎えたものを、口に含んでくれました。しびれる快感で、私はうめきました。
 「ああ・・・うおおお」
 快感で尻餅をついてしまいました。私のものを離さないでいてくれる妻。
 「気持ちいいの?あなた・・・ふふ・・・嬉しい」
 「ああ・・あああ・・・」

 私の股間に顔を埋めて、丁寧に私のものを清めてくれる妻。赤い舌を使って、根から先まで、裏から横から、丁寧に。
 「あふん・・うふん・・むふん・・・」
 妻の鼻息で、私の陰毛がそよいでいる。

 まるで男の真似事をしているのです私は。しかし妻は、男にはこの行為はしない。
 「ちゅっ・ちゅっ・ちゅっ・・・」
 と、プックリと唇を尖らせて、私のものにキスをしてくれるのです。何度も色んな所を。

 私は妻のそのエロティックな表情に、狂おしいほどに愛情を感じました。そして、さらにさらに狂おしいほどに、欲情を感じていたのです。私の目の前で、くねくねと蠢く妻のお尻に。
 細い腰から、まろやかなラインを描いて、大きくV字に山を作る、桃のようなお尻。
 「もう・・・あなたったら。いましたばかりなのに」
 痛いほど勃起してしまった私を、妻が下から睨み付けてきました。私はその妻の薄い肩を握って、抱き起こしました。そして抱きしめました。私の胸に広がる、妻の乳房の柔らかさ。

 「きゃっ・・・どうしたの?ねえ、あなた・・・」
 「お願いがあるんだ」
 
 私は妻の瞳を見つめました。

 「お願いって・・・何なの?あなた」
 妻が、大きな瞳で私を見つめてきます。私は、ごくりと生唾を飲み込みました。
 「き、君の・・・は、は・・・」
 私は、妻のくびれた腰から、お尻へと手を這わせました。むっちりと柔らかい尻肉の割れ目に指を伸ばしました。妻は私のするがままにさせてくれています。私は、思い切り叫びました。
 「君の初めてが欲しいんだっ!」
 そして無我夢中で、妻の肛門、アナルに向けて指を伸ばしたのです。皺が集約されたような弾力が指に触れました。その途端、今度は妻が叫んだのです。

 「嫌あぁっ!何するのっ!あなたっ!」
 妻はガバッと私から離れ、信じられないといった目で、私を見つめていました。私は妻の前にガクリと両手をつき、懇願したのです。
 「君の、初めての男になりたいんだよ、私は。・・・いけないかい・・・?」

 無言の妻が、ベッドを降りて部屋を出て行きました。ガチャッとドアが閉まったとき、私は全てが終わったと思いました。私は、妻があの男に貪られている姿に興奮を覚え、その上、その妻にアナルセックスを求めるような夫なのです。愛想をつかされても仕方がない。もう妻は、あの男に完全に奪われてしまうのだ。そう思った時です。
 ガチャリ・・・とドアが開いて、妻が入ってきました。

 妻は、豊満でくびれた裸身ではにかみながら、ベッドに腰掛けました。鏡のように白い美しい背中で、私に語りかけてきたのです。
 「これを・・・つけてくれますか?あなた・・・私、初めてで、辛いかもしれないから・・・」
 妻は両手に、何かの容器を持っていました。あっけに取られていた私は、頭が真っ白になっていて、その後の行為は古い映画のフィルムのような記憶になってしまっているのです。妻は、手に持っているボディソープの容器を私の方に出して、言いました。

 「恥ずかしいから・・・どうしたらいいか言ってください、あなた・・・」
 「寝て・・・寝てくれるかい」

 私は妻を仰向けに横たえさせると、妻のお尻の下に枕を敷きました。そして、妻の腿をグイと開いたのです。妻が両手で顔を覆いました。
 「ああ・・・恥ずかしいは、あなた・・・」

 妻の濡れている女性部の下に、妻のアナルがつつましくすぼまっていました。私はそのアナルに、ボディーソープをつけた指で触れました。皺がギュッと収縮し、妻がぴくんと反応したのです。
 「ああんっ・・・あなた・・・」

 私は、自身の勃起にボディソープを塗り、亀頭を妻のアナルに当てました。堅い押し返しに、グイと腰を前に出したのです。妻がのけぞりました。
 「くあんっ・・・あなたぁ・・・」

 私はなんという単細胞でしょうか!なんと味気ない男なのか!もしあの男が、同じ立場にいたら・・・。指を入れてじっくりとほぐし、妻が泣きむせび、女性部から流れた愛液でアナルがぬるぬるになるほどに、妻を感じさせ、自分も楽しんでいるに違いありません。

 それに比べて私は・・・いきなり挿入をするなんて、まるで童貞のような男でした。しかも、いきなり果ててしまったのです。男の言っていた事は本当でした。凄い熱さが私の男根を包みました。根元がアナル口でぎゅぎゅっと締め付けられ、私は、
 「ああうああぁ・・・」
 と、情けない声を出していたのです。
 搾り取られるように、私の男根は精液を吐き出し小さくなって、ものすごい収縮力を見せる妻のアナルによって、外に押し出されました。

 私は訳がわからない羞恥で、妻に抱きついていました。妻は私を逆に押し返し、私の胸の上に頭を突っ伏してきたのです。
 「あなた・・・あなたぁ・・・」
 妻は泣いていました。間違いなく涙でした。私の胸に落ちてきたのは、妻の温かい涙でした。

 私は呆然と、暗い天井を見上げていました。妻の胸の柔らかさが気持ちいいと思いながら、庭から聞こえてくる虫の声に不思議と、昔、妻とこの家を探していた時の事を思い浮かべていたのです。

 結婚してすぐ、妻は自分の家を持ちたいと言い出しました。私の経済力ではまだ無理な話でした。まだまだ先でいいじゃないかという私に、妻は強硬な頑固さを見せたのです。休日になると、私を一戸建ての展示場に引っ張っていきました。そして、綿密な返済計画を立てさえしたのです。
 妻は蓄えを私が驚くほど持っていました。ホステスの仕事で貯金してきたのだと言うのです。一軒家を持ちたくて、贅沢品を買うのを我慢してきたと言うのです。なぜそこまで・・・。
 私はこう考えました。妻の父親は仕事もせず、どうしようもない乱暴者で、その荒れた家庭環境の為に親戚に預けられたり、時には施設に入っていた事もあると、聞いた事があります。自分の城を持って幸せに暮らしたい・・・それが妻の夢なのかもしれない。
 私は、見学に言った家の中で、妻がなかなか帰ろうとしないくらい気に入っていた家を買う事に決めました。それが、この家なのです。
 
 妻は嬉々として、家の世話をしました。掃除に庭の手入れ。特に庭仕事をしているときの妻は、本当に幸せそうでした。私はそんな妻を見て、ローン返済の為に仕事に没頭しました。そんな私を妻も、真心をこめて支えてくれたのです。妻が妊娠し、私たちは忙しさの中で幸せでした。

 私に、今のこの災難を迎えるきっかけが起こったのは、そんな時期でした。

 

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