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痴虐母

「あなた、八代君って知ってる?」
夕食の時、ふと母がそう尋ねてきたので、和仁は驚いた。知るも知らぬも無い、ここ
数日、その問いかけをした本人を嬲りぬいている畜生ではないか。よほどそう言いた
かったが、和仁は知らぬ風を装い、
「いや、知らない」
「あなたの中学校の三年生だから、ひとつ年上になるのかしらね」
「それが何か?」
「ううん。ほら、プールで監視員やってる時に、ちょっと言葉を交わすようになったから」
瑞江はそう言いながら、頬杖をついている。ちょっと見るとばつが悪そうに目を泳がせて、
八代と紡いだ行為を心の中で思い返しているようだった。

「母さんはいつまで監視員やるんだっけ」
「夏休み一杯よ。週に一度のペースで」
(と言う事は、週に一回は八代達と・・・)
和仁は食事が急に苦くなったような気がした。

数日後、みたび瑞江は監視員として市営プールに現れた。しかし、今日は至ってまとも
なワンピースの水着姿で、八代達もテントからは離れた場所にいる。いい加減、飽きも
したのか、瑞江の方をちらりと見る程度で、話し掛ける事すらない。しかし、時々だがプー
ルサイドを歩く瑞江が急に足を止め、太ももを擦り合わせるようにして、困った顔をするの
である。何メートルか歩いては止まり、後ろから見ると官能的に尻を振ったりして、何か
見えない力で悪戯されているような、不可思議な状態だった。

ふと八代達の方を見ると、携帯音楽プレイヤーのリモコンのような物を手にし、そのスイ
ッチを入れたり切ったりしている。それと連動して瑞江も妙な動きを見せ、腰をくねらせて
は足をふらつかせるのであった。時に八代達は大声を上げて笑い、困った表情の瑞江を
指差している。どうやらおかしな悪戯をされているようだが、和仁にはそれが何なのかは
分からない。そうして今日もプールの開放時間が終わるのを待った。学内はすでに無人
と化し、プールも勿論、誰が泳いでいる訳でもなく、静まり返っている。和仁はまた、更衣室
の明かり取りから中の様子を窺うことにし、屋根にへばりついていた。

中では壁際に立つ素っ裸の瑞江の前に、八代が跪いていた。そして、瑞江の女穴から、
卵に似た奇妙な器具を取り出したのである。
「ああ・・・」
「ぬるぬるじゃねえか。リモコンバイブを気に入って貰って何よりだ」
八代の手に収められた愛液まみれの卵は、どうやら遠隔操作が可能な女性を苛む器具
らしい。随分、長い時間、瑞江の胎内にあったのだろう、全体が粘液に包まれている。

「酷いわ、八代君。こんな悪戯をするなんて・・・」
瑞江は恨めしそうな、それでいて上気した顔でそう言った。
「楽しんどいてそりゃねえだろう」
「でも、いつ人に知られるか、気が気じゃなかったわ。お願い、こういう悪戯はもう最後
にして」
「この前みたいな、ブラジル水着の方がいいってか」
他の少年が口元を歪めて尋ねると、瑞江は悔しそうな顔をして黙りこくってしまう。

どうあっても少年たちは自分を嬲りぬくつもりなのだ。哀願や問答はまったく意味の無
い事なのかもしれないと、三十六歳の熟女はうなだれながら自嘲した。
「もう、どうにでもしたらいいんだわ」
「ほう。いい度胸だ。惚れ直したぜ」
八代がすっくと立ち上がり、瑞江の顎を手で取った。

「じゃあ、今日は刺激的にいこうや」
これ以上、どのような辱めがあるのだろう。瑞江の目は恐怖の色に染まる。
「八代、俺、こんなもん拾ってきたんだけど」
仲間の少年がそう言って、中学校の女子生徒用の制服を差し出した。
「どうしたんだ、それ」
「落としもんの所に置いてあった。部活にきたやつが忘れてったんだろう。体操服のまま
帰るやつも多いし」
「こりゃいいぜ」
八代は制服を受け取ると、瑞江の前に突き出した。

「着てみろ」
「・・・」
不服そうではあったが、瑞江は手渡された制服を身に着け始めた。締まりのある体
ゆえかサイズは意外にもぴったりで、着るだけであれば何の問題も無い。八代を
はじめ、少年たちは熟女が制服に着替える姿を興味深そうに見つめていて、皆、海水
パンツの前を激しく膨らませていた。こうしてスカートのホックをはめ、上着に袖を通す
と奇妙な女子中学生が出来上がった。

「着たわ」
「結構、似合ってるぜ」
八代が早速、制服姿の瑞江に食いつき、スカートを捲ったり乳房を揉んだりした。
他の少年も物珍しさからか、同じように体のあちこちを触っては、にやにやと笑って
いる。
「リモコンバイブでいい加減、気持ち良くしてもらってるんだ。ぶちこんで欲しいんだろう」
「・・・」
女穴に指を差し込む八代が瑞江に迫る。もう、お前は完全に自分の所有物だという扱い
だった。

「それともその姿で学校の中を歩いてみるか」
「!」
瑞江の顔色が変わった。学内には誰もいないと分かっていても、密室であるこの更衣
室とは話が違う。万が一、誰かにこの姿を見られたら、すべてが終わってしまう。そう思う
と、瑞江の膝は震えてきた。
「そりゃ面白いな」
「行こう、行こう」
他の少年たちも賛同し、更衣室の扉が開かれた。

「お願い。それは許して」
「童心に返ったつもりで、歩いて回るのもおつなんじゃないか。さあ、行こうぜ」
「いやッ!」
拒むも瑞江は少年たちに腕を取られ、更衣室から連れ出されていく。屋根にへばりつい
ていた和仁も当然、その後をつける事にした。幸い、少しばかり暗くなってきており、彼ら
と距離を保っていれば見つかる事も無さそうである。

「お願い、許して!」
「大声出すと、まずいんじゃないのか」
「ああ、あなたたちは悪魔よ・・・」
海水パンツ姿の少年五人に囲まれ、とても中学生には見えない制服姿の女が、中庭
を突っ切って校庭に出た。大分、日は翳っているが、まだ真っ暗とは言えず、何者かが
見れば五十メートルくらいの距離でもこの一団の異様さは分かるであろう。瑞江は肩を
抱き、辺りを注意深く見回しては人の影がないかを、怯えながら確かめていた。

そうして門の近くに植えられた木の所まで来ると、
「そこに手をついて、尻を出しな」
と、八代は言った。
「ああ、どうして、こんな事に・・・」
瑞江はうなだれ、木に手をついて丁度、馬跳びという遊びを連想させる姿となった。この
時、瑞江は馬の役目である。普通であればこれに同じ姿勢で、次の馬が重なるのだが、
今の場合、ここには種馬しかおらず、瑞江はただの牝馬であった。

「スカートを捲って、と・・・おほっ、しっかり濡れてやがる」
八代が瑞江の女穴に指を入れると、温みと湿り気を感じ取る。肉もすっかり解れて、男
を迎え入れる準備は万端、いつでも大丈夫である。
「嘘よ、そんな」
「自分で確かめればいいだろう。ほら、指でおつゆがすくえるくらいに濡れてるぜ」
「そ、そんな」
「見られるかもしれないっていうスリルで、興奮したんだな」

物陰でこのやりとりを聞いていた和仁は、驚愕した。あれほどいやいやと外へ出るのを
拒んでいた母が、制服姿で学内を歩かされ、性的興奮を覚えていたのである。口とは
裏腹に、体は喜んでいたのだ。これは、八代たちが無理矢理性器を弄って濡らしたのと
は訳が違う。和仁は今にも倒れそうなほどの嫉妬と怒り、そして絶望感を抱いた。
「すっかり解れてやがる。俺たちのをぶちこんで欲しいんだろう?」
「・・・」
瑞江は黙っている。良識ある大人の最後の抗いなのか、女穴に八代の指を受け入れて
も、声は出さなかった。

「やって欲しいんだろ?」
瑞江は黙っている。しかし、女穴を指でかき回されると、段々、気分が高揚してくる。
そうすると八代の股間につい目がいき、そこを凝視してしまう。本能が異性を欲して
いるのだ。
「ぶち込んで欲しいよな?」
「・・・ええ」
「声が小さいぜ」
「ああ・・・そ、そうよ。やってちょうだい。女に恥をかかせないで」
瑞江は振り向きながら、そう哀願した。

「やってください、八代様、だ」
「やってください、八代様。お願いです」
「いいだろう」
女を屈させる事が出来、してやったりの八代は、横柄な感じで瑞江の尻に腰をあてが
った。すぐに男根が女穴を貫き、瑞江の体は歓喜に溺れていく。

「あ──ッ」
「もう、お前は俺たちの玩具だ。それをわきまえろ」
「は、はい・・・ああッ・・・」
瑞江は木に体を預け、八代に犯される事を喜んだ。相手は我が子とそう年の変わらぬ
少年だが、男としては夫よりも逞しくて頼り甲斐があった。何より精力絶倫で、自分をどこ
までもいやらしくし、楽しませてくれる。そういう男が現れれば、女は自らひれ伏し、情け
を乞うのである。

人気の無い校庭で、三十女が女子生徒の制服を着、少年五人に犯される。そういう異様
な光景に和仁は興奮し、気がつけば離れた場所で、ひそかに男根を擦っていた。今は母
親を助けられない事の罪悪感よりも、性欲が勝っていた。
「ああ、いくわッ!私、何度でもいっちゃう!」
「いいぞ、いけッ!」
「ひ───ッ」
体ががくがくと戦慄き、瑞江は達した。それと同時に八代は男根を引き抜き、瑞江の背へ
子種を放出、そしてひとり隠れて自慰をしている和仁も達した。この異常な行為は結局、
辺りが暗くなるまで続き、瑞江は五人の少年に嬲りぬかれたのであった。

夏休みも中盤を迎えた頃、プールは盆休みの為に一時、利用が出来なくなった。この
期間は学校も完全に閉鎖され、教職員の姿すら見る事はないのに、今日も瑞江はPTA
の会合があると言って出掛けて行った。会合という割にはやけにめかし込んでいったの
で、和仁は母が八代達と会うのだと推測した。実際、少し間を置いて学校へ行ってみると、
やはり更衣室の中は瑞江と少年たちの興奮で、むせ返るような熱気に包まれていた。
学内に人の影がないのを良い事に、少年たちは誰に憚る事無く瑞江を犯していた。すで
に全裸の瑞江は四つん這いにされ、背後から八代を受け入れていた。

「何回もやってるのに、緩くならねえいい道具だぜ。こりゃ、長く楽しめそうだ」
八代の腰使いは凄まじく早く、まるで車のピストンのように正確なストロークである。もう
男根も瑞江の中に馴染んでいるようで、全体的な動きにも無駄がない。それは言い換え
れば瑞江が幾度となく犯されたと言う事でもある。和仁は母が玩具にされている現実に
うちのめされ、絶望感ばかりが募る。
「八代君、いえ、八代様。中にだけは出さないでね・・・お願いですから・・・」
「分かってるよ。俺も面倒は嫌いだ」
「ああ、ありがとうございます・・・」
一方、瑞江はもうされるがままの状態で、万一の懐妊を恐れて、避妊の事を念押すだけ
で精一杯。そして願いが聞き入れられると、痴呆のように顔を緩めて、犯されるのを楽しむ
のだ。

「あッ、あッ、あッ・・・いッ、いきます・・・ああッ!」
はたしてこれが何度目の絶頂なのか。瑞江は夫ある妻、そして子を持つ母親である事
を忘れ、少年に隷属して快楽を貪っていた。
「俺もいくぞ。ちゃんと締めろよ」
「えッ?そ、そんな・・・中には出さないって・・・ああ!」
八代が細かい動きを見せた後、絶頂の最中だった瑞江の表情が曇った。八代は約束を
違え、子種を膣内に発射したのである。

「おおう、我慢できなかった。悪いな」
「そんな・・・酷い・・・ううッ」
瑞江は受精を恐れて身を捩るが、完全に八代の支配下にある為、逃げる事はかなわず
子種はすべて胎内に染み入ってしまった。だが喜ばせて貰っているせいもあってか、
どこか表情も恍惚とした感じである。口では酷い、と言いながら、その実、本心は喜んで
いるのではないかという様子なのだ。

「ああ」
絶頂後の瑞江はすのこの上に力なく突っ伏した。僅かな望みすら無下に違われて、
身も世もないという有り様だった。だが陵辱はこれにとどまらず、まだ二人、
三人と続くのである。瑞江には嘆く暇も与えられず、次の少年の嬲り者となった。
「い・・・や・・・あ・・・」
両手を少年の胸に伸ばし、少し休ませてと呟く瑞江の姿を、八代は面白そうに眺めてい
る。まだ若いが彼は完全な嗜虐者で、女をいたぶる事に至上の喜びを覚えるらしい。

他の少年もそんな八代に感化されてか、抗いもしない瑞江の両手を抑えて、いかにも
犯しているという状況を求めた。また、皆が揃って子種を胎内へ放出するので、五人目
が終わった頃には瑞江の女穴からは白濁液が逆流し、尻の下には小さな水溜りが出来
る程であった。
「もう、駄目・・・もう、いや・・・八代様、助けて」
「ふふふ。しっかりしてくれよ。まだまだやるんだからな」
「ああ、いやあ・・・」
おぞましい連続姦に精神を蝕まれ、呆然と天井を見つめる瑞江を、八代たち五人は楽し
そうに眺めていた。そして性交にも飽きると、各自がてんで勝手に更衣室から出て行った。

「また明日も同じ時間に来いよ」
そんな八代の声を遠くに聞きながら、和仁は今も更衣室の中で寝転ぶ母の事を思う。
(このままではいけない。どうにかしないと・・・)
瑞江がこのまま嬲られれば、不都合な事が色々と出てくるに違いない。だが相手は学内
きっての無法者揃い、やめてくれとも頼めず、だからと言って知らぬふりも出来ない。
(考えろ。どうすべきか)
そして弱虫なりに出来る事はないかと模索し、ある結論に達したのであった。

翌日、和仁は母が出かけたのを確かめてから、自分も家を出た。行き先はどうせあの
更衣室であろう。瑞江はすでに快楽に溺れ、八代の性奴と化している。この忌まわしい
関係を断ち切るのは、最早、自分しかいないと和仁は思いつめていた。実は昨日、母の車に
ある細工をした。タイヤに釘を打ち込み、走っているうちに少しずつ空気が抜けていくように
しておいたのである。確証はないが五分もすれば異変に気づくのではないか。そうすれば
修理に時間を要し、三十分やそこらは遅れるであろう。それが和仁の狙いだった。そうして
学校へ着くと母の車はなく、更衣室には八代たちの気配だけがあった。

(大した事じゃない。悪い奴を懲らしめるんだ。さあ、勇気を出せ)
今日は明かり取りのある屋根には登らず、更衣室の扉の前にやってきた和仁は、
懐から液体の入ったビンを取り出した。この中は昨日、母の車から失敬したガソリ
ンで満たされており、和仁はそれを扉に向かってぶちまけると、ライターを取り出
して着火。ガソリンは一瞬で燃え上がり、木製の扉をあっという間に包んだ。

「な、なんだ」
「火が!火事だ!」
更衣室の中から叫び声が上がったのを確認すると、和仁は逃げ出した。あの中は
覗き見防止の為に、窓は数箇所、それも小さな物でしかなく、いくら追い詰められよ
うとも出入り口以外からの脱出は不可能である。もっともその出入り口はすでに炎
に包まれ、生身の人間が通るには相当な勇気と体力が必要だった。おまけに狭い
室内に煙がすぐに充満し、どのような強者でもまともに動ける道理はない。今ごろ、
八代たちは煙に巻かれ、瀕死の状態であると予想された。

和仁はプールから離れ、近くの民家の庭先に隠れて燃えていく更衣室の様子を
見ていた。はたして八代達は死ぬのか。いや、他人の母親を犯すような悪党ども
である。案外、死にはしないかもしれない。自分で火をつけておきながら、和仁は
彼等に死んで欲しいという思いと、死んでくれるなという思いを併せ持っていた。

そのうち、母の車がやって来たが、更衣室を一瞥するとそのまま走り去っていった。
状況は分からずとも、本能で危険だと察知したのだろう。少なくとも母はこれで八代
達に嬲られる危険は無くなったのである。そのせいか、和仁の心に達成感が湧いた。
緊急自動車のサイレンが聞こえてきた時、和仁はその場から立ち去った。そして、
とりあえず夏休みが早く終わる事だけを願った。

 

おわり

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